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【Perez Cruz:ペレス クルス】

南アメリカ大陸の西側の海岸線に南から北へと4,200kmも続く細長い国チリのちょうど中央あたりに、首都サンチャゴがあります。サンチャゴから南東へ45km行ったアンデス山脈の麓のマイポ ヴァレーにペレス クルスはあります。マイポ ヴァレーの特徴としては、チリの中で最も古くからヨーロッパ系の葡萄を栽培していることがあげられます。気候は夏暑く冬が寒い典型的な地中海性気候で、やや湿気が多く、特に冬は降水量も多めです。葡萄畑は、必要な水分補給もアンデスから適度になされ、小石が多い土壌のため水はけもすこぶる良く、高品質なワインを造り出す要素をしっかり備えています。葡萄は、収穫量を平均40hl/haほどに厳しく制限しながら栽培しています。ワイナリーも周りの自然に溶け込むように造られております。ペレス クルスは、異業種で成功を収めたオーナーの『こだわりを持ったワイン造りをしたい』と言う考えから創業され、2002年ヴィンテージが初リリースとなります。初リリースでいきなり数々の品評会で入選し、もう既に入手が難しい生産者となっています。
(2007年版)
ペレス クルスのワインメーカー ヘルマン ライオン氏

        
@品質
ぺレス クルスのワインはアメリカの「ワインアドヴォケイト」や「ワインスペクテーター」、そしてイギリスの「デカンター」誌など様々なガイドで高い評価を得ています。
しかし、ここで重要なのは高い点数ではありません。ご覧のように、様々なヴィンテージ、そして1 種類だけでなく様々なワインがおしなべて評価されているという点が重要なのです。
これはどのワインも安定して継続的に高い品質を保ち続けているとくことを証明するものです。
A人材
ぺレス クルスは家族経営のワイナリーです。ワイナリーの名前は家族の名前から取られており、ぺレスが父方、クルスが母方の姓になります。
ぺレス クルスは11 人の兄弟姉妹からなる大家族で、子供や孫、全員をあわせると100 人以上になります(中央の写真)。
そして左の写真がワインの醸造チーム、そして右側の写真の中心に映っているのが社長のアンドレス ぺレスです。

B歴史
ぺレス クルスは家族経営のワイナリーです。チリではこのような家族経営のワイナリーは非常に少なく、チリ全体の生産量の80%が大規模なワイン企業によるものです。
さて、ぺレス クルスの歴史はまだ浅く、設立から16 年、人間でいえばティーンエージャーです。ワイナリーの土地自体は、1963 年にパブロ ぺレス氏によって購入されました。
彼の死後、妻と11 人の子供たちがワイナリー設立のプロジェクトを始めたのが90 年代で、最初の葡萄が植えられたのが1994 年のことでした。
ペレス クルスで最初にリリースされたワインは2002 年ヴィンテージです。このようにまだ若いワイナリーで
が、これから長い歴史を刻んでいきたいと願っていますし、その責任を私が担っていると思います。
  

C環境、土壌、気候
チリは南米大陸に位置しています。非常に細長い形をした国で、北から南までは約5,000kmになります。
しかし、葡萄栽培が行われているのは中央の赤枠で囲まれた場所です。
我々、ぺレス クルスがあるのはマイポヴァレー、チリの首都、サンティアゴから南東に45kmほど離れた場所
にあります。ぺレス クルスはマイポ ヴァレーの中でもアンデス山脈の麓、標高の高いアンデス マイポに位置しています。
この山の麓というロケーションこそが優れたワイン造りが出来る重要なポイントです。アンデスから畑に吹き降ろす冷たい風、そしてアンデスの麓に特有の土壌がワイン造りに影響を与えています。


赤:最高気温の平均、青:最低気温の平均
昼夜の寒暖差:次に気候について重要なポイントですが、これは年間を通じての日中の最高気温の平均(赤)と夜の最低気温の平均(青)を示したグラフです。この図で重要なのは、最高気温と最低気温の差が20 度以上あることです。
このように大きな昼夜の寒暖差があるおかげで、葡萄は十分な酸、フレッシュネス、アロマを保つことが出来ます。そしてこの要素は我々のワインを飲んだ際に感じて頂けるはずです。

葡萄畑について
ぺレス クルスのワインはすべて自家畑の葡萄から造られます。我々はこれを“シャトー・コンセプト”と呼んでいます。
我々の畑がある場所は、大昔は川底でした。砂利や丸石、岩が非常に多く、やせた土壌で非常に水はけがよい土壌です。これらの石や岩、砂利は山から川によって流され、運ばれてきた堆積土壌です。
写真を見ていただくと、どれだけ石が多い土壌かよく分かると思います。葡萄の根は石や岩の間を縫うように、地中深く伸びていきます。ワイン造りに関わる人がこのような土壌を見たらすぐにカベルネ ソーヴィニヨンに理想的だと思うでしょう。
これと似たような組成を持つ土壌は、他のワイン産地では、フランスのボルドーのメドックが挙げられます。

デカンター ワールド ワイン アワード 2017
ゴールドを獲得したワインを再度テイスティングし、その中で優れたものに与えられるプラチナム獲得(2017年)

カベルネ ソーヴィニヨンのエキスパートを自負するヘルマンの力量を感じさせるベストセラー

W-11 2021 Cabernet Sauvignon Reserva
カベルネ ソービニオン レセルバ 750ml  
《赤》【フルボディ】 生産者:ペレス クルス D.O.バレ ド マイポ
葡萄品種:カベルネ・ソーヴィニオン(91.4%)、メルロ(4.7%)、カルムネール(2.8%)、コット(1.1%)   
熟成:新樽、2〜3 年樽(アメリカン オーク65%、フレンチ オーク35%)

アルト マイポは、カベルネ ソーヴィニヨンに適した土壌です。
選別の後、除梗して軽く破砕し、 4 日間低温で発酵前の醸しをします。
ステンレスタンクで発酵、 24 日間の醸しの後、アメリカンオーク樽 60 %、フレンチオーク樽 40 %を使い 12 ヶ月熟成させます。
その後、最低3 ヶ月瓶で寝かせます。
深いルビーレッド、熟したレッドベリーとスパイスのアロマは、ドライフルーツやバニラの風味をより一層引き立てています。
すばらしい構成のワインです。力強いタンニンがありますが、後口はとてもスムーズです。

              1,980円(本体価格1,800円)  



2016ヴィンテージのカベルネ ソーヴィニヨン レセルバはマイポ アンデス エリアのウエルケンにある畑の葡萄から造られて いる。
ステンレスタンクで発酵させ、マロラクティック発酵からフレンチオークの樽とアメリカンオークの樽で行い、熟成は同じ樽で12ヶ月行う。
フレッシュで調和がとれており、樽の要素も非常にうまく馴染んでいる。
このワインはペレス クルスで最も多く生産されているワインで生き生きとしたベリーのフレイバーとやわらかいタンニンがあり、とても親しみやすく、気軽に楽しめるカベルネだ。
「ワインアドヴォケイト #239」より

<ヘルマン ライオンのコメント>  


カベルネ ソーヴィニヨンは世界で最も多く栽培されている品種です。
そしてチリ全体、そしてマイポ ヴァレーでも最も多く栽培されており、またぺレス クルスでも最も多く栽培しているのがカベルネ ソーヴィニヨンです。 
このワインはマイポ アンデスの特徴が表現された、エレガントでフレッシュなスタイルが広く受け入れられ、ぺレス クルスで最も良く売れているベストセラー商品です。
また過去10 年間で、最も成功したマイポ ヴァレーのカベルネ ソーヴィニヨンと言うことが出来るでしょう。

  
カベルネ ソーヴィニヨン レセルバ /Perez Cruz1600(税別小売)が五つ星を獲得
1,000円台でみつけたカベルネソーヴィニヨン」

1,000円台のカベルネ ソーヴィニヨン75本のワインをブラインド・テイスティング、その中で5ツ星に選ばれたのは5アイテム。







    
95pts
 
ゴールド獲得
レセルバよりも古い樹の葡萄を使い、ボリューム感、骨格もワンランク上

W−59 2020 CabernetSavignon Limited Edition
カベルネ ソーヴィニヨン リミテッド エディション 750ml  
《赤》【フルボディ】 
生産者:ビーニャ ペレス クルス 
D.O.マイポ ヴァレー
葡萄品種:カベルネ ソーヴィニヨン96%、カベルネ フラン4%
熟成:フレンチオークで14ヶ月熟成

最も古い、1994 年に植えた 20 年樹齢のカベルネ ソーヴィニヨンを使っています。
土壌は、礫岩です。除梗して破砕、ステンレスタンクに入れ 10 度で 4 日間醸しをします。
発酵中にポンピングオーバーします。
醸しの期間は 30 日です。フレンチオーク樽(新樽、 1 年樽各 50 %)でマロラクティック発酵、 14 ヶ月熟成させます。
熟成したカベルネの良さが感じられます。
レッドベリーとスパイスのアロマ、力強いタンニンがあり、大変よく構成されたワインです。

     3,300円(本体価格3,000円)



2016年ヴィンテージについて
ワインメーカー ヘルマン ライオンのコメント
2016年は 4月末の収穫時期に雨が降ったため、一般的にチリではタフな(難しい)ヴィンテージになりました。
しかし、アルト マイポに位置するペレス クルスは、石が多い土壌のため、葡萄は他よりも早く熟します。
そのため、カベルネ ソーヴィニヨンの摘み取りは 4月中旬までに行い、収穫を問題なく終えることができました。
出来上がったワインはパーフェクトに成熟し、ペレスクルスらしいスタイルが十分に表現されています。
非常にエレガントでカベルネ ソーヴィニヨンらしいクラシカルなハーブのノートを持っています。
特にカベルネ ソーヴィニヨン リミテッド エディションの 2016年はイギリスのデカンターで非常に高く評価され 95点を獲得しました。






コットとしたのは、アルゼンチンのマルベックと異なり、エレガントでしなやかだから
W−12 2017 Cot Reserva Limited Edition
コット レセルバ リミテッド エディション 750ml  
《赤》【フルボディ】 
生産者:ペレス クルス 
D.O.バレ ド マイポ
葡萄品種:コット〔マルベック〕(91.2%)、メルロ(6.5%)、カルムネール(2.3%)

熟成:新樽、12〜16 ヶ月間

コットはマルベックの別名です。35hl/ha というフランスのグラン クリュ並の少ない収穫量です。
葡萄は全て手摘みで収穫されています。温度管理されたステンレスタンクでアルコール発酵が終わってから、新樽にて12〜16 ヶ月熟成されています。 
色は濃い紫がかった赤色。とても魅力的でスパイシィな、ベリーや花のような香りを持ち、非常にフルーティでスムーズな味わいです。

            3,300円(本体価格3,000円)  









チリ国内で一番売れているアイテムで、ヨーロッパでも人気です
W−13 2020 Carmenère Reserva Limited Edition
カルムネール レセルバ リミテッド エディション 750ml 
《赤》【フルボディ】 生産者:ペレス クルス D.O.バレ ド マイポ
葡萄品種:カルムネール(93.3%)、カベルネ ソーヴィニヨン(4.8%)、シラー(1.9%)
熟成:フレンチ オークの樽60%、アメリカン オークの樽40%、12 ヶ月間

慎重に手摘みされた葡萄の房は、注意深く選別されています。発酵はステンレスタンクで行われています。
12 ヶ月間フレンチ オーク(60%)とアメリカン オーク(40%)の樽で熟成されています。
熟れた赤いフルーツ、リコリス、モカのアロマがこのワインに特別な個性を与えています。
よく構成されたワインで、バランスがとれ、長いフィニッシュです。

            3,080円(本体価格2,800円)  


         

<ヘルマン ライオンのコメント>
カルムネールは、非常に古くからある葡萄で、もとはフランス原産の品種ですが、現在はフィロキセラ禍のため、フランスではほとんど絶滅してしまいました。
カルムネールはフランスから持ち込まれて以来、チリで長く栽培されていたのですが約150 年間はメルロと混同されていました。
今や、カルムネールは、チリを代表するワインとなりました。
このワインはスパイシーなアロマがありますが、口に含むと非常に柔らかく丸みがあります。






リミテッド エディションの中でも非常に個性的なワインです
W−99 2022 Cabernet Franc Limited Edition
カベルネ フラン リミテット エディション 750ml  
《赤》【フルボディ】国/地域:チリ/マイポヴァレー
生産者:ペレス クルス
葡萄品種:カベルネ フラン(92%)、カルムネール(5%)、プティ ヴェルド(3%)
熟成:フレンチオークで24ヶ月

2012年がファーストヴィンテージです。
畑はアンデス山脈の麓。標高約440〜520mのマイポアンデス地区に位置しています。
カベルネ フランは4月の第2週目に、手摘みで収穫されました。
27日間の醸しを行った後、14ヶ月フレンチオークで熟成されました。
そのため、香り高く洗練されたスパイスが際だつ、エレガントなワインに仕上がっています。
風味が損なわれない程度に薄く濾過します。
赤い果実のアロマやスパイスの香りがあり、バランスが良く素晴らしい味わい。長い余韻があります。

      3,630円(本体価格3,300円)









アンデスの涼風のおかげでエレガントで、フランス的要素を感じさせる、エノロゴ ヘルマンのお気に入り
W−14 2020 Syrah Reserva Limited Edition
シラー レセルバ リミテッド エディション 750ml  
《赤》【フルボディ】 生産者:ペレス クルス D.O.バレ ド マイポ
葡萄品種:シラー(90.5%)、カルメネール(5.5%)、カベルネ・ソーヴィニオン(4%)

2002年ヴィンテージが初リリースとなります。初リリースでいきなり数々の品評会で入選し、もうすでに入手が難しい生産者となっています。
コット(W-12)と同様に、35hl/haという驚くほど少ない収穫量に抑えています。いかにもシラーを感じさせる深みのある深紫色で、独特なブラックベリーのアロマがあり、バランスの取れた味わいです。
「デカンター」別冊「チリ2004」の『チリズ・ベスト・バイ』で2002シラーに★★★★★(満点)が付けられました。(2005.10.5現在)

葡萄は全て手摘みで収穫されています。コットと同様に、35hl/ha という驚くほど少ない収穫量に抑えて収穫されています。
温度管理されたステンレスタンクでアルコール発酵が終わってから樽に移され、マロラクティック発酵をし、改めてフレンチ オークの樽にて14 ヶ月、ボトルで4 ヶ月間熟成されています。
いかにもシラーを感じさせる深みのある深紫色で、独特なブラックベリーのアロマがあり、バランスの取れた味わいです。

              3,300円(本体価格3,000円)      

<ヘルマン ライオンのコメント>
本当は言うべきではないのかもしれませんが、シラーは私が個人的に大好きな品種です。
以前、フランスに住んでいたこともあるため、その当時からシラーという品種には親しんでいました。
シラーはどのような土壌、気候にも比較的適応しやすく、その土地ならではの個性を発揮します。
ですからワインメーカーにとって、たいへん魅力的な葡萄品種のひとつです。







石の多いアルト マイポのプティ ヴェルドはエレガントで柔らかな味わいとなります
W−43 2018 Chaski Petit Verdot

チャスキ プティ ヴェルド 750ml  
《赤》【フルボディ】等級:D.O. バレ ド マイポ
生産者:ペレス クルス
葡萄品種:プティ ヴェルド(90%)、カルムネール(6%)、コット(4%)

プティ ヴェルドは5 年前(2006 年)に植えたばかりの品種です。樹齢が若いため、収穫量を24hl/ha と思い切って制限しています。
100%フレンチバリック(新樽)で18ヶ月間熟成しています。濃い赤色。赤や黒の果実、ハーブや黒胡椒、スパイスの濃縮した香り、タバコも感じられます。
力強い味わいで、独特のミネラル感があります。寒さの厳しい冬向きのワインで、赤身肉やイタリア料理、熟成したチーズにぴったりで、もちろんワインだけでも楽しめます。
「チャスキ」は、ケチュア語(インカ帝国の公用語)で「メッセンジャー・飛脚」を意味します。
インカ帝国(1438〜1533 年)では、要所要所にチャスキを設置して連絡網を確立し、広大な領地を統治していたそうです。
ペレス クルスのワインの品質を世界に知らせるメッセンジャーなるようにとの思いが込められています。

           4,400円(本体価格4,000円)

<ヘルマン ライオンのコメント>
プティ ヴェルドを主体に造られる非常に特別な珍しいワインです。
通常、プティ ヴェルドは補助的にブレンドとして使われることがほとんどです。
多くて15%まで使われるのが通常です。しかし、私は数少ないクレージーなワインメーカーとして、プティ ヴェルド主体のワインを造りました。
そして2013 年ヴィンテージからプティ ヴェルド100%です。チリでもプティ ヴェルド100%でワインを造っているのは我々を含めて3、4 軒だけでしょう。
一般的にプティ ヴェルドという品種は、非常にパワフルで力強いタニックなワインになりやすいのですが、マイポ アンデスの石の多い土壌で育つプティ ヴェルドからは、非常にエレガントでやわらかい味わいのワインが生まれるのです。
チャスキというのは、インカ帝国時代の言葉で、“メッセンジャー”という意味があります。ニュースや伝令を村から村へと伝える役割を担った人のことをチャスキと呼んでいました。生産量は年間で12,000 本のみです。






最高の区画の葡萄を厳選して造る、カベルネのトップ キュヴェ
カベルネのエキスパートの力量を感じさせる

W−98 2020 Pircas Cabernet Sauvignon
ピルカス カベルネ ソーヴィニヨン 750ml 
《赤》【フルボディ】 
生産者:ペレス クルス 
D.O.バレ ド マイポ
葡萄品種:カベルネ・ソービニオン
熟成:フレンチオーク樽で14ヶ月(50%は新樽、50%は1年樽)

ペレス クルスが所有する畑の中で最高の区画の葡萄を選別して造るトップ キュヴェ。
この区画は、アンデスの山か ら崩れた石や土による崩積土と、川によって運ばれた砂利や丸石が多く見られる堆積土の両方が混ざる土壌です。
この 場所で育つ葡萄は、テロワールの個性が最もよく表れています。
山からの土は、果実味と深みを与え、川からの土はスパ イシーさ、フレッシュさ、そしてエレガンスを葡萄に与えます。
収穫した葡萄は 100%除梗します。熟成はフレンチオー ク樽で 14 ヶ月、全体の 50%に新樽、残りの 50%に 1 年樽を使用しています。
熟した赤い果実のアロマにブラックペッ パーのニュアンス、そしてかすかにハーブを思わせるニュアンスがあります。
グラスに注ぐとさらに複雑さが増し、広が りがあります。たっぷりとフルボディでありながら、フレッシュで、良くこなれたタンニンが心地よく感じられます。
<その他評価>
★「デスコルチャドス 2018」で 94 点 ★「ティム アトキン 2018 レポート」で 93 点

          7,150円(本体価格6,500円)

2014VT のピルカス カベルネ ソーヴィニヨンは、12ha の非常に品質の安定した畑からのワインで、この畑は石の多い土壌でクラシカルなスタイルのマイ ポのカベルネが出来る。
このエリアの 2014 年は 2013 年よりも少し涼しかった。(中略)冷涼な年のマイポのクラシカルなスタイルのカベルネで、熟度な抑 制の効いており、ペッパーやバルサムを思わせるアロマがある。
口当たりはミディアムボディ、この品種の持つエレガントなタンニン、ハーブを感じるフィ ニッシュ。
今でも美味しく飲めるが、ボトルで熟成出来るポテンシャルを持つ。
「ワインアドヴォケイト#239」









創業当初のままのパワフルなスタイルを保ったトップ キュヴェ

W−69 2019 Liguai

リグアイ 750ml  
《赤》【フルボディ】 生産者:ペレス クルス D.O.バレ ド マイポ
葡萄品種:カベルネ・ソービニオン(35%)、シラー(35%)、カルムネール(30%)

葡萄は全て手摘みで収穫されます。ペルス・クルスが所有する畑で最良の部分のみから収穫された葡萄を使用しています。
なんと驚くことに20hl/haという極端に少ない収穫量に抑えられています。複雑でエレガントなアロマがあります。
そのアロマはブラックベリー、胡椒、チョコレート等を感じさせてくれます。
フレンチオークに由来するトーストしたようなほのかな香りがアクセントとなり、非常に心地よいタンニンのある、長い持続性のあるパワフルな味わいといえます。
このワインはペルス・クルスの象徴的な最上のワインのため、あえて品評会には出展されていません。


葡萄は全て手摘みで収穫されています。ペルス クルスが所有する畑で最良の部分のみから収穫された葡萄を使用しています。
なんと驚く事に20hl/haという極端に少ない収穫量に抑えられています。
温度管理されたステンレスタンクでアルコール発酵が終わってから、フレンチ オークの樽に移されマロラクティック発酵し、引き続き18 ヶ月程熟成されています。
複雑でエレガントなアロマがあります。そのアロマはブラックベリー、胡椒、チョコレート等を感じさせてくれます。
フレンチ オークに由来するトーストしたようなほのかな香りがアクセントとなり、非常に心地よいタンニンのある、長い持続性のあるパワフルな味わいといえます。(2008年4月)

                    6,600円 (本体価格6,000円)  






ボルドーのブレンド用品種をブレンドし、伝統とモダンを融合させた「俺のメドック」

W−28 2012 Quelen

ケレン 750ml  
《赤》 【フルボディ】等級:D.O.バレ デル マイポ
葡萄品種:プティ ヴェルド(42%)、カルムネール(33%)、コット(25%)
ML.熟成:フランス産オーク樽14 ヶ月間

もっとも優れた畑からの葡萄を厳選して造られたキュベです。選果台で注意深く選別された葡萄をステンレスタンクで約26〜28℃で醗酵させます。
マセラシオンは30 日間行います。さらに100%フレンチ オーク樽でマロラクティック醗酵を行った後、さらに14 ヶ月熟成させています。
プティ ヴェルド、カルムネール、コットといったボルドー品種をブレンドしていますが、これらの葡萄は現在のボルドーではあまり使われることがなく、少量がブレンドに入れられるだけになっています。
エレガントで複雑なアロマを持ち、伝統とモダンを融合させたスタイルの際立ったワインに仕上がっています。
際立った赤い果実の香りとタバコ、スパイス、個性的なミネラルの香りが感じられます。口に含むと、集約があり、すばらしいバランスの良さを感じます。
タンニンはやわらかく、ミネラルを感じる長い余韻があります。

         7,480円(本体価格6,800円)

「ケレン」はワイナリーのロゴにもなっている丘の名前です。
最も優れた畑からの葡萄を厳選して造るトップ キュヴェです。
現在、少量がブレンドに使われることが多い3 種類ボルドー品種、プティ ヴェルド、カルムネール、コットで個性あるワインに仕上げました。