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ペーター ヤコブ キューン家は、1786年から11代にわたってワイン造りをしています。現在エストリッヒ ドースベルクとレンヒェンに15haの畑を所有しています。それぞれの土壌の個性からか、ドースベルクは見事な辛口が、レンヒェンからは残糖のあるワインが出来ます。樹齢は古いものは50年の物があり、83%がリースリング、17%はシュペートブルグンダーが植えられています。病気や害虫に対しては出来るだけ有機的な対処をしています。造られるワインの多くは辛口仕立てで(`96年は約80%)、Q.b.A.やカビネットクラスのワインの品質を大事にし、力を入れています。果実味あふれる香り、葡萄の持つ風味を保ち、甘さと酸の上質なバランスを取ることを目指しています。ゴーミヨの「ドイツワインガイド2001」で4つ星が付けられ、ドイツの「DER WEINSHMECKERT」や「ALLES UBER WEIN」等の雑誌で、ヴァイルやキュンストラー等と共に高い評価を得ています。また720の生産者と7000種類のワインが掲載された「EICHELMANN DEUTSCHLANDS WEIN 2005」打破、最高評価の5つ星評価を得るなど、今注目の生産者です。また、ヒュー ジョンソンの「ポケットワインブック」で、エストリッヒの上位生産者として名前が挙げられています。彼のワインに多くみられるワインシュタイン(酒石)については、「ワインシュタインが出来ることは非常によいことだと考えています。それは冷却処理をしないワインの自然な状態の証だし、テロワの特性を表現する大事なミネラル分だからです。ワインの精神は冷却すると死んでしまう。」とおっしゃっていました。`02年は、非常にミネラル分の凝縮されたヴィンテージとなり、ここ5年で一番長熟タイプとなりそうだとのこと。人工酵母を使わず自然の酵母だけで発酵を終えることが出来、それだけに畑ごとのキャラクターやスタイルがワインに充分反映されているそうです。
K-958 2002 Oestricher Lenchen Kabinet
エストリッヒャー レンヒェン カビネット 750ml
《白》【甘口】葡萄品種:リースリング
残留糖度:56.4g/l 酸度:7.8g/l
レンヒェンはエストリッヒの最上畑のひとつで、土壌に砂礫が混ざっているため、寒い年にはこの砂礫が熱を保ってくれるのだそうです。ほどよいボディと適度な甘みがあり、果実実や酸も感じられます。エレガントな味わいです。酸と果実実のバランスは見事で、ペ-タ- ヤコブ キュ-ン家のワインの特徴が良く現れていると言えます。
3,024円(本体価格2,800円)
K−958は、只今品切れ中(2015年7月25日)です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ
KA−7 2002 Oestricher Lenchen Spätlese
エストリッヒャー レンヒェン シュペートレーゼ 750ml
《白》【甘口】葡萄品種:リースリング
残留糖度:93.0g/l 酸度:8.5g/l(`01年参照)
`02年は、非常にミネラル分の凝縮されたヴィンテージとなり、ここ5年間で一番の長熟タイプとなりそうだとの事。
しっかりと甘みがあり、酸のキレがあります。並の生産者のアウスレーゼに匹敵する糖度を持った、貫禄充分のシュペートレーゼです。
3,990円(本体価格3,800円)