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【Château Ricaud Rouge:シャトー リコー ルージュ】

ボルドーの南、カディアックの丘に立つ、ネオゴシック建築が印象的なシャトー ド リコー。
その歴史は15世紀まで遡ることが出来ます。1930年代は、ソーテルヌと比較されるほど知名度があったものの、50年代以降は方向性を見失っていました。
1980年、アラン ティエノの所有となり、品質が向上。
2008年から徹底的な土壌調査のもとに大々的に畑の再開発を行い、さらに優れた品質の追求を目指しています。
※アラン ティエノ:シャンパーニュ ティエノ グループのオーナーで、2007年からボルドー大手ネゴシアンCVBGの筆頭株主に。
それ以来、ボルドーで注目を集める一人となっています。他に、グラーヴのシャトー ラウールなども所有しています。
ティエノは、パリのレストランで1929年のシャトー リコー(ルピヤック)を飲んで一目惚れし、シャトーの購入を決めました。



FB−544 2010 Grand Vin de Château de Ricaud

グラン ヴァン ド シャトー ド リコー 750ml 
《赤》【フルボディ】等級:A.O.C.カディヤック コート ド ボルドー
生産者:アラン ティエノ
葡萄品種:カベルネ ソーヴィニヨン(70%)、メルロ(30%)
葡萄園面積:3ha
平均樹齢:25 年

30 年の時間と熟練した職人の畑での仕事の積み重ねが、この「ワインの宝石」を生み出しました。
2010 年がファースト ヴィンテージです。畑はシャトーの北に位置し、石灰質粘土土壌で、粘土の深い鉱脈が入り混じっています。
その東と北西斜面には2 つの砂利の丘陵があります。葡萄畑は、天然の円形競技場のような形をしています。
ヘクタール当たり6,900本の葡萄樹を植えています。剪定は、手で芽掻きと摘芯、2回の除葉をします。
1 度目は6 月の末から7 月の初めに日の昇る側を、2 度目は8 月の終わりに日が沈む側の葉を除きます。
また、熟していない実を取り除きます。
メルロは10 月13〜15 日に涼しいうちに、カベルネソーヴィニヨンは最も熟した10月27〜29日に収穫します。
収穫量は、37hl/haです。醸造は、葡萄品種ごと、さらに畑の区画で分けて行います。
ワインのヴィンテージの状態に合わせて、きっちりと温度管理しながら醸造します。
12 ヶ月間フランス産オークの新樽で熟成します。生産量は、30,000 本です。
とても濃い紫色。充分に熟したカベルネ ソーヴィニヨンの香り、カシス、チェリー、プラム、さらに下生えも感じられます。
口に含むと、エレガントで際立っています。
しっかりとしてしかも上品なタンニンは、ボリュームと滑らかさをもたらすメルロに包まれています。
フィニッシュは並外れて長く、このワインの初ヴィンテージが大成功であったことを表しています。

         4,950円(本体価格4,500円)
         

‘10年が、「ギド アシェット ド ヴァン2013」が『このアペラシオンの稀な快挙』と評して2星で掲載。
また、フランスの雑誌「ル ポワン2012.04」でワイン ジャーナリストのジャック デュポンが『赤い果実、口の中で目が詰まってピンと張り、魅力的な果実の香りを持つ。
リコリスの特徴のある−本当に熟したカベルネワイン』と評しています。