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【Ｊｅａｎ Ｐｅｒｉｅｒｅ et Ｆｉｌｓ：ジャン ペリエ エ フィス】
１８５３年カセラン ペリエ（Ｃａｔｈｅｒｉｎ Ｐｅｒｒｉｅｒ：１８２０年生まれ）は、サンタンドレ レ マルシェにセラーを購入しモン グラニエの山の麓で葡萄栽培を始めました。
その後、引き継いだ息子のクロード＝エミリー ペリエ（ＣｌａｕｄｅＥｍｉｌｉｅ Ｐｅｒｒｉｅ）は新たにセラーを購入し、フィロキセラ禍で失われた葡萄畑を再開しました。
葡萄栽培者であり営業でもあった彼は、造ったワインを馬に引かせてカフェの店主達へと売り歩きました。
１９２０年クロード＝エミリーの息子ジャン ペリエ（Ｊｅａｎ Ｐｅｒｒｉｅr）が引き継ぐと、葡萄畑とセラーを拡張し、その後ジャンの息子、ジャン＝ヴィクトール ペリエ（ＪｅａｎＶｉｃｔｏｒ Ｐｅｒｒｉｅｒ）時代には、
サヴォワで最初にボトル売りをするワイン生産者となりました。
１９６４年ジャン＝ヴィクトールの息子であり、現オーナーのジルベール ペリエ（Ｇｉｌｂｅｒｔ Ｐｅｒｒｉｅｒ）が引き継ぐと、ボトリングラインに投資を行い、１時間あたり２，０００本のワインがボトリング可能となり、生産量が増えました。
その後もワイナリーに意欲的な投資を行い現在は１時間亜他ｒ６，０００本ボトリング可能な設備を所有しています。
現在は、ジルベールの息子３人、フィリップ（Ｐｈｉｌｉｐｐｅ）、クリストフ（Ｃｈｒｉｓｔｏｐｈ）、ジレ（Ｇｉｌｌｅｓ）が中心となってワイン造りをしています。
（２０１９年６月）
アプルモン
畑は山の斜面に広がる。13世紀グラニエ山の落盤によりできた斜面250〜500ｍに広がる畑。骨格のしっかりとしたワインになる。
アビム
土壌組成、葡萄品種はアプルモンと同じ。アプルモンとの違いは、畑の位置。アビムはグラニエ山のすそ野に広がる緩やかな平地にあり、よりフレイバーの豊かなワインになる。
ジャケールとアルテスにこだわるジャン ペリエ
ジャン ペリエでは 、ジャケールやアルテス（ルーセット）に注力しており、畑は、アビムやアプルモンに所有しています。
ジャケール、アルテスの平均樹齢は35年から40年です。
ジャケールのワインはミネラリーで、さらにアビム、アプルモンは、グラニエ山の 断崖の崩落による様々な 泥と石灰石で構成される混沌とした土壌で、それらから火打ち石のノートがもたらされます。
また、これらの品種を単一で仕込むことで個性を表現しています 。
ヒュー ジョンソン「ポケットワインブック」では、アビム、アプルモンの試すべき生産者として掲載されています。
近年のヴィンテージについて
2019年・・・・ 6月に雹が降り、約7ha分の葡萄が被害をうけ、生産量の10％を失いました。
2018年・・・・ 天候にも恵まれ、非常に良いヴィンテージとなりました。
２０１１Ｖｔ、２０１５ＶＴ、２０１８ＶＴが「ワインスペクテーターＴＯＰ１００」に選出、生産者を代表するキュヴェ
ＦＣ−２６３ ２０１９ Ｓａｖｏｉｅ Ａｐｒｅｍｏｎｔ Ｃｕｖéｅ Ｇａｓｔｒｏｎｏｍｉｅ
サヴォワ アプルモン キュヴェ ガストロノミー ７５０ｍｌ 
《白》【辛口】
生産者：ジャン ペリエ エ フィス
葡萄品種：ジャケール１００％
熟成：ステンレスタンクで２ヶ月
ジャケールはサヴォワの典型的な葡萄品種で、他の土地ではほとんど栽培されていません。
心地よいミネラルと果実味が感じられる品種です。
このワインはレ マルシュ、サン バルドフ、そしてアプレモンの村の葡萄を使っています。
土壌は年度石灰質です。手摘みで収穫します。
空気圧プレスで圧搾し、２０度に温度管理されたタンクでデブルバージュします。
３週間発酵させます。熟成はステンレスタンクで２ヶ月行います。
明るいホワイトゴールド。
白い花とセイヨウサンザシ、テロワールを感じさせる香り。
生き生きとして、ミネラルやレモンの味わいがします。
魚介料理全体に合いますが、特にサヴォワの伝統料理である鱒のクールブイヨン煮に合います。
２，２００円（本体価格２，０００円）
＜2019年ヴィンテージ について＞
アプルモンは、6月に 大規模は雹の被害をうけ、一部の畑は壊滅してしまいました。
これにより、生産量の 10％を失いました。
一部の畑は厳しい状況になりましが、健全な葡萄が 収穫 でき、ワインは 糖度と酸のバランスが良く、フレッシュでミネラル豊かです。
夏に最適のワインです。
サヴォワの典型的な品種ジャケール、まるみを帯びた心地よい果実味
ＦＣ−２６２ ２０２２ Ｓａｖｏｉｅ Ａｂｙｍｅ Ｃｕｖéｅ Ｇａｓｔｒｏｎｏｍｉｅ
サヴォワ アビム キュヴェ ガストロノミー ７５０ｍｌ
《白》【辛口】
生産者：ジャン ペリエ エ フィス
葡萄品種：ジャケール１００％
熟成：ステンレスタンクで２ヶ月
ジャケールはサヴォワの典型的な葡萄品種で、他の土地ではほとんど栽培されていません。
心地よいミネラルと果実味が感じられる品種です。
このワインはレ マルシュ、シャパレイヤン、そしてミヤンの村の葡萄を使っています。
土壌は年度石灰岩です。手摘みで収穫します。
空気圧プレスで圧搾し、２０度に温度管理されたタンクでデブルバージュします。
３週間発酵させます。熟成はステンレスタンクで２ヶ月行います。
ホワイトゴールドと緑の色合い。
新鮮なアーモンドとセイヨウサンザシ、柑橘系の果物の香り。
親しみやすい口当たり、生き生きとして、ミネラルが感じられ、丸みを帯びた心地よい果実味の香り、
躍動感と丸みの果実味がバランス良くまとまっています。
シーフード、焼き魚、など似合い、食前酒として最適です。
２，３１０円（本体価格２，１００円）
アルテッスはルーセットの別名で、サヴォワで最もエキサイティングな白葡萄です
ＦＣ−２６４ ２０１７ Ｒｏｕｓｓｅｔｔｅ de Ｓａｖｏｉｅ Ｃｕｖéｅ Ｇａｓｔｒｏｎｏｍｉｅ
ルーセット ド サヴォワ キュヴェ ガストロノミー ７５０ｍｌ
《白》【辛口】
生産者：ジャン ペリエ エ フィス
葡萄品種：アルテッス１００％
熟成：ステンレスタンクで４〜５ヶ月
アルテッスの起源はキプロス島に由来するといわれています。
１４３２年、サヴォワ公爵アメデは、彼の息子（将来の公爵ルイ１世）をキプロスの王女アンヌ・ド・リュジニャンと結婚させるという考えを持ちました。
その後、結婚のためにアンヌがサヴォワに来た際に、「殿下＝アルテッス」と名付けられた有名な葡萄品種を持参したと言われています。
アルテッスは収穫量が少なく、病害に弱いため栽培が難しい品種です。
急斜面の畑からは優れた品質となります。
畑の土壌は粘土石灰質です。
手摘みで収穫し、圧搾します。デブルバージュした後、１６〜２０度の温度で発酵します。
アルコール発酵が終了したら伝統的な樽に移し、マロラクティック発酵を行います。
熟成はステンレスタンクで４〜５ヶ月行います。
瓶詰め後３ヶ月寝かせてからリリースします。
淡い黄色や緑の色合い。
白い果物、洋なし、スミレの香り。
生き生きとした口当たり、アルテッス特有の美しい苦みが感じられます。
２，７５０円（本体価格２，５００円）
サヴォワの冷涼な気候が生んだ、フルーティで繊細な味わい
ＦＣ−２６５ ２０２１ Ｓａｖｏｉｅ Ｐｉｎｏｔ Ｎｏｉｒ Ｃｕｖéｅ Ｇａｓｔｒｏｎｏｍｉｅ
サヴォワ ピノ ノワール キュヴェ ガストロノミー ７５０ｍｌ
《赤》【フルボディ】
生産者：ジャン ペリエ エ フィス
葡萄品種：ピノ ノワール１００％
熟成：ステンレスタンクで４〜５ヶ月
畑はショターニュとジョンジューといったブルジェ湖の北側だけでなく、サヴォワ渓谷にもあります。
手摘みで収穫します。
空気圧プレスで圧搾し、２０度に温度管理されたタンクでデブルバージュします。
３週間発酵させます。熟成はステンレスタンクで４〜５ヶ月行います。
瓶詰め後３ヶ月寝かせてからリリースします。
明るいルビーレッド。レッドベリー、チェリー、ブラックベリーの香り。
繊細でスパイシーなタンニンがあり、バランスがとれています。
２，４２０円（本体価格２，２００円）
ＦＣ−３００ Ｎ．Ｖ． Ｃｒéｍａｎｔ de Ｓａｖｏｉｅ
クレマン ド サヴォワ ７５０ｍｌ
《白》【辛口・発泡】
生産者：ジャン ペリエ エ フィス
葡萄品種：ジャケール８５％、シャルドネ１５％
クレマン ド サヴォワは 2015 年9 月に AOC に認定されました。
クレマンの産地としては 8 番目に認められたエリアになります。
ジャン ペリエのクレマンはジャケール85 ％、シャルドネ 15 ％のブレンドです。
手摘みで収穫し、さらに人の手で厳しく選別し、注意深くゆっくりとプレスします。
ベースワインを発酵させた後、瓶内二次発酵を行います。
最低 12 ヶ月以上熟成させています。
豊かな果実味があり、しっかりとした個性が感じられます。
３，１９０円（本体価格２，９００円）
