ワインショップ飛附屋スペイン・アンダルシア州・シエラ・デマラガ ボデガス・ボタニ

【Bodegas Botani:ボデガス ボタニ】


           〜近代史上初の辛口マスカット・オブ・アレキサンドリア〜

史的に、このワインは近代におけるマスカット・オブ・アレキサンドリア種から製造された最初の辛口白ワインです。
地域の歴史を調べると、遠い昔より辛口ワインの製造について言及されています。
このワインは、アンダルシア地方、アルマチャルの町周辺の山の斜面に面し、北側に位置するマスカット・オブ・アレキサンドリアの最良の畑から厳選されたものより生産されています。
畑は、部分的に分解され白色石英と混じり合った赤色粘板岩の土壌です。
痩せた表土は母岩群で区切られています。畑の勾配が急であるため、ブドウは10kg容量のかごに手詰みで収穫され、ラバによってワイナリーまで運搬し戻されます。
このワイナリーでの収穫は、毎年7月下旬に始まり、全部で5回あります。そのうち、最初の収穫はこのボタニのためのものです。


2013 Botani

ボタニ 750ml  
《白》【辛口】
D.O. シエラ・デ・マラガ 
品種:マスカット・オブ・アレキサンドリア100% (モスカテル・デ・アレハンドリア)
醸造:ステンレスタンク(60%)と樽(40%)での発酵を経て、5ヶ月間シュール・リーにて熟成される。
生産者元詰め 
生産量:5,000ケース

       2,916円(本体価格2,700円)

2011ヴィンテージ ★パーカーポイント91点 ワイン・アドヴォケート203号2012年10月
おそらくマスカット・オブ・アレキサンドリア100%で造られたマラガでの唯一の辛口ワインである。この土地では、このブドウは甘口ワインとして造られている。
私がどれほどこのワインを愛しているか説明しよう。昨年、ピッツバーグ近郊で名付け娘の結婚式があり、そのパーティーの為に2010年を5ケース買い、更に、新しくリリースされた2011年を3ケース、自宅用に夏から秋にかけて飲もうと購入したほどだ。
このワインはホルフェと彼の姉、ヴィクトリア・オルドネスのボデガのもの。
生産量は5000ケースで、マラガの分解した粘板岩と白色石英土壌の畑。収穫は7月に始め新鮮さを保ち、この品種にとって驚く程芳香豊かである。
そしてステンレスタンクで発酵し、世界でも最も香りの良い、素の素材の表情が楽しめる辛口白ワインの1つとなった。
皆が愛されずにはいられないワインの1つだ。上手く描写できるかやってみよう。
エキゾチックなアロマが小さな部屋を埋め尽くし、花々、甘い白い柑橘類、メロンが広がり、マンゴやタンジェリンのような、よりエキゾチックなトロピカル・フルーツがほのかに溢れる。
ホルフェ・オルドネスとヴィクトリア、コンサルタントを務めるゲハート・クラッハー(偉大なアロイス・クラッハーの息子)はこのようなワインで、マラガの評判を取り戻そうとしている。
マラガワインの歴史は紀元前600年とギリシャ時代まで遡り、1500年代にはイザベラ王女とフェルディナンド王によって愛されていた。しかし、オルドネス家やオーストリアのクラッハーが革命的なワインを造るまで、すっかり落ちぶれていた。
彼らは甘口ワインやこの地域で唯一存在する驚く程芳香豊かな辛口の白ワインを復活させた。向こう1年間が飲み頃。
ごめんなさい、只今品切れ中(2019年3月9日)です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。