ワインショップ飛附屋・トップ>スペインワイン・カスティーリャ イ レオン>ボデガス トリデンテ
畑はザモラとトロにあり、なんと50カ所にも分かれています。
ひとつひとつの畑は広いところでも1.5haまでで、樹齢の古い畑のみを少しずつ買い足してきたためです。
栽培しているティンタ デ トロ(テンプラニーリョの亜種)には150年を超える樹齢のものもあります。
クローンが違うため、テンプラニーリョと異なる特徴があります。とても栽培が難しい品種で、ガルナッチャ ティントレラと同様の、力強すぎるほどの骨格があります。
畑は50カ所に分かれていますが、区画ごとに分けて醸造・熟成させます。
ステンレスタンクにあるものも、樽で熟成中のものも、全てどの区画の葡萄のものか追跡出来るように管理されています。
後日試飲して、どの区画をどのクラスのワインにするか決めます。
品質に納得のいかないものは瓶詰めせずに他へ売りに出します。その割合は通常15〜20%です。
発酵は暖かい部屋で行い、発酵が終わったら部屋全体を低い温度にして熟成庫として使います。
ティンタ デ トロが力強い品種であるため、ポンピングオーバーでは全てが強制的に抽出されすぎてしまうので、その代わりに果帽をゆっくりと押し込み、川をゆっくり浸すために、えぐみがでないようにします。
足で葡萄を踏んでいた時代のやり方を、機械で行っているイメージです。
また、他のワイナリーよりタンクが小さめです。
このタンクの大きさや形はオーダーメイドです。
アルコール度数が高めですが、これは醸造技術によってアルコールの高いワインを造っているのではなく、樹齢が古いために糖度の高い葡萄が収穫出来るからです。
樽は全てフレンチオークです。
醸造と瓶詰めはボデガのあるビジャヌエバ デ カンペアンで行い、フミーリャのメインの倉庫で保管します。
セラー内部は無駄な部分が一切ありません。
思い描くワインを造るために何が必要か、効率よく運営するためにどのようなセラーであるべきか、緻密に計算された設計で、ミゲル ヒルの哲学がその構造に現れています。
スペインにて
9生産地域で、 10のワイナリーを運営するヒル ファミリー エステーツ。そのうちのひとつ
が、ボデガス トリデンテです。 2008年に設立されました。
90haある畑は、樹齢の古い葡萄樹の畑を少しずつ買い足してきたため、何と50ヶ所にも分かれています。
一般にはテンプラニーリョと呼ばれていますが、地元ではティンタ デ トロと呼ばれる土着品種にこだわり、中には100年を超える樹齢の葡萄樹もあります。
D.O.トロに位置する区画もありますが、D.O.外の周辺にも条件のよい畑がたくさんあり、D.O.にはこだわらず、良質の葡萄が得られる畑に注目し、高品質でお値打ちなワインを造り出すことを目指しています。
無名エリアであっても高樹齢の土着品種を使い、 最高峰のワインを手掛けるスペシャリスト
ヒル ファミリー エステーツは、10 の生産地域に 11 のワイナリーを所有し、高樹齢の土 着品種から最高峰のワイン造りを行なう生産者です。
当時無名だったフミーリャと、土着品 種のモナストレルの地位を各段に向上させたパイオニアとして知られています。
ボデガス トリデンテは、カスティーリャ レ イオン州サモラ県に位置するワイナリーで、ティンタ デ トロ(テンプラニーリョ)を用いた力強いスタイルの赤ワインを生産しています。
畑は 砂質土壌のため水はけが良く、水分を得ることが重要なエリアです。そのためワイナリー名 は、ギリシャ神話の海の神であるポセイドンが持つ「三叉槍(トライデント)」にちなんで、
トリデンテと名付けました。
90haの自家畑を所有していますが、樹齢の古い葡萄畑を少しずつ買い足してきたため、畑の場所は50ヵ 所にも分かれています。
D.O.トロの区画もありますが、それ以外にも良い区画がたくさんあるため、D.O. にこだわらず、V.T(ビノ デ ラ ティエラ)の等級でリリースしています。
ティンタ デ トロはテ ンプラニーリョのこの地域での別名で、より果皮が厚く、ボリュームのある力強い赤ワインになります。
さらに樹齢が古く、150 年を超えるものもあり、糖度が高い葡萄が収穫できるためアルコール度数が高 く、フルボディに仕上がります。
ボデガス トリデンテでは、抽出が強くなり過ぎないよう、足で葡萄 を踏んでいた昔のやり方を模した機械を使い、えぐみが出ないようにしています。
品質に納得のいかな いものは他社に売りに出すことで、リリースするワインの品質を保っています。
ヒル ファミリー エステーツらしさが感じられる濃密でパワフルなテンプラニーリョ
“砂の雫”という名の個性的なワイン
S−257 2018 Gota de Arena
ゴタ デ アレーナ 750ml
《赤》【フルボディ】
生産者:ボデガス トリデンテ
葡萄品種:テンプラニーリョ(ティンタ デ トロ)
熟成:一部をフレンチオークとアメリカンオーク樽で約12ヶ月
ゴタは「雫」、アレーナは「砂」という意味が あり、ワイン名は「砂の雫」という意味にな ります。
ボデガス トリデンテの他のワイン と同様に、葡萄畑の土壌が砂質であることに 由来しています。
すべてのワインの共通項 は、この砂質土壌と、ティンタ デ トロを 用いて造られることですが、この特徴をより 手ごろな価格で楽しめるのがこのワインで す。
手摘みで収穫します。発酵はステンレス タンクで 27 度以下の温度で 15 日間行います。
ワインの一部をフランス産とアメリカ産 のオーク樽に移し、約 12 ヶ月熟成させます。
濃い紫色、熟した赤と黒の果実の香りが広がります。 しっかりとした果実味、熟したタンニンがあり、濃厚な味わいのワインです。
1,540円(本体価格1,400円)
VEGAN(ヴィーガン)→完全菜食主義:卵や乳製品を含む動物性食品を一切口にしない主義の人のこと。
VEGANワインは、生産の工程で動物由来の製品を使わずに作られたワインです。
清澄の際に通常使われている動物性の卵白やゼラチンを使わず、
ベントナイトや珪藻土を使ったり、または清澄をしないという方法をとっています。
S−168 2018 ENTRESUELOS Tempranillo
エントゥレスエロ テンプラニーリョ 750ml
《赤》【フルボディ】等級:ビノ デ ラ ティエラ カスティーリャ レオン
生産者:ボデガス トリトン
葡萄品種:テンプラニーリョ(100%)
ワインメーカー:フランク ゴンザレス
「エントゥレ」は『の間で』、「スエロ」は『地面』を意味します。伝統的なバソ(vaso)仕立てで砂地に植えられたテンプラニーリョの畑は、サモーラ県のエル
ペゴとビジャヌエバ デ カンペアンの地区に位置します。
収穫は手摘みで行い、ステンレスタンクで発酵します。その後、フランス産オーク樽で6 ヶ月間熟成します。とても濃いチェリーレッド。コクがありたくましく、エキゾチックなローストしたスパイスやブルーベリージャムの
香りに、きびきびとした黒鉛やエスプレッソも感じられます。チョコレートやスパイスの熟したフィニッシュが見事な調和をみせています。
パエリャ、パスタ、マッシュルーム、シチュー、ソーセージ、チーズなどによく合います。
‘10 年が、「インターナショナルワインセラー」で90 点。
2,640円(本体価格2,400円)
〜(フレンチオークで6 ヶ月熟成):インクのような紫色。官能的で、オークのスパイシーなアロマの中に、ブラックラズベリーやチェリーの香り、空気に触れるにつれてパイプタバコやフローラルなニュアンスが現れる。
しなやかで甘く、肉厚。赤や黒のベリーのフレイバーが感じられ、スモーキーでスパイシーなニュアンスがある。よくこなれたタンニンが長くスモーキーなフィニッシュを支えている。ボルドー右岸の最新スタイルのワインをどうしても思い起こさせる。
「インターナショナルワインセラー 2012 年9 月」 90 点〜
そのボデガのスタイルを汁の似合いふさわしいミドルクラスのワイン
印象的な味わいのフラッグシップ
S−162 2019 Tridente Tempranillo
トリデンテ テンプラニーリョ 750ml
《赤》【フルボディ】
等級:ビノ デ ラ ティエラ カスティーリャ イ レオン
葡萄品種:テンプラニーリョ(ティンタ ダ トロ)
生産者:ボデガス トリトン
熟成:フレンチオークの新樽で12ヶ月熟成
樹齢:平均70年
ボデガス トリデンテの特徴である、力強くボリュームのある味わいに仕上げています。
標高 800 m、ドゥエロ河の堆積土から成る砂質土壌の畑は、なんと 30 以上の区画に細かく分かれています。
樹齢は古く、仕立てはバソです。
9 月下旬から 10 月中旬にわたり、数回に分けて行い、完熟した房だけを収穫します。
ステンレスタンクで 25度に温度管理をして 20 25 日間発酵させます。熟成はフレンチオークの新樽で 15 ヶ月行います。
ノンフィルター、ノンファイニングで瓶詰します。
熟した赤い果実のアロマとデリケートなスパイスがバランスよく混ざりあっています。
余韻にはダークチョコレートの心地よいフレ ー バーが漂います。
3,850円(本体価格3,500円)