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ボデガス アタラヤは、スペイン南東部、Ｄ．Ｏ．アルマンサにあります。
フミーリャに近いため、モナストレルも栽培されている場所ですが、ボデガス アタラヤで最も重要な品種は、「ガルナッチャ ティントレラ」品種です。
「ティントレラ」とは「インクのような（濃い色）」という意味があります。
通常、黒葡萄の果肉は、白、またはピンクっぽい色をしていますが、このガルナッチャ ティントレラは、果肉に色がついている大変珍しい品種です。
通常は、果皮から色を抽出するために、葡萄の皮と果汁を一緒に仕込みますが、
ガルナッチャ ティントレラは絞った時点で果汁に色がついているため、非常に色の濃いワインになります。
しかし、完熟しにくい葡萄で、栽培がとても難しい品種です。
うまく完熟しないとタンニンが非常に強く、味わいのバランスを保つのが非常に難しいです。
そのため、ブレンドに使われることが多く、以前はガルナッチャ ティントレラ１００％で造る高品質なワインはありませんでした。
ボデガス アタラヤでは３年かけて、ガルナッチャ ティントレラ１００％の高品質なワイン「アラヤ テイエラ（Ｓ−１７４）」を造ることに成功しました。
標高が高い場所にある畑、葡萄がゆっくりと成熟します
アタラヤとは、ボデガのある場所の名前で、「監視の塔」という意味です。
畑は標高８００ｍ〜１，０００ｍにあります。
葡萄の樹齢は若いもので２５年、古いものは６０年〜０年になります。
冬はとても寒く、昼夜の寒暖の差が激しいエリアです。
葡萄樹の樹齢も大切ですがガルナッチャ ティントレラにとっては畑の標高が高いことも重要な要素です。
涼しい気温により葡萄がゆっくり成熟するからです。
また、樹と樹が離れているため、斜面の向きに関係なく、日はまんべんなく当たります。
葡萄樹の間隔を開け、１本の木が多くの水分を吸収できるようにしており、灌漑はしません。
土着品種、１００％新樽熟成
ヒル ファミリー エステーツのこだわりが詰まった１本
Ｓ−１６０ ２０１８ Ｌａｙａ
ラヤ ７５０ｍｌ 
《赤》【フルボディ】
等級：D.O.アルマンサ
葡萄品種：ガルナッチャ ティントレラ（70％）、モナストレル（30％）
生産者：ボデガス アタラヤ
畑の面積は60ha、標高700ｍ〜1,000mに位置し、土壌は石灰質です。
平均樹齢は25 年以上、収穫は手摘みで行ないます。
発酵前に低温でプレマセラシオンを行なった後、ステンレスタンクで発酵させます。
熟成はフレンチオークの新樽で4ヶ月行います。
ノンフィルター、ノンファイニング。
少しだけ樽をかけた若いタイプのワインで、ティントレラは若いと強すぎるため、
３０％モナストレルをブレンドして、丸さを出しています。
深いチェリーレッド。熟した果実とフローラルなノートの混ざるエレガントで複雑なアロマ。
口当たりはフレッシュ、タンニンはまだ若々しいのですが、とてもバランスがとれています。
長くスムーズなフィニッシュです。
１，６５０円（本体価格１，５００円） ＥＰＡによる関税撤廃により、お求めやすい価格になりました
Ｓ−２８５ ２０２２ Ｅｌ Ｖｉｇｉａ ｄｅ ｌａ Ａｔａｌａｙａ Ｏｒｇａｎｉｃ
エル ビヒア デ ラ アタラヤ オーガニック ７５０ｍｌ
《赤》【フルボディ】 等級：D.O.アルマンサ
葡萄品種：ガルナッチャ ティントレラ （１００％）
生産者：ボデガス アタラヤ
有機認証：ユーロリーフ
認証：ヴィーガン
アタラヤは塔、ビヒアは監視を意味していて、ラベルには常に監視するフクロウをデザインしています。
標高700〜1000ｍに位置する畑で、オーガニックで栽培された葡萄から造られています。
土壌は石灰岩で す。発酵、熟成共にステンレスタンクで行います。
熟した赤い果実や花を思わせるエレガントでフレッシュ なアロマが広がります。
ベルベットのようにしなやかな口当たり、非常にソフトなタンニンが感じられます。
長い余韻が心地よく感じられます。
２，０９０円（本体価格１，９００円）
モナストレルをブレンドすることでパワフルさとしなやかさを表現した代表作
Ｓ−１６１ ２０１３ Ｌａ Ａｔａｌａｙａ
ラ アタラヤ ７５０ｍｌ
《赤》【フルボディ】 等級：D.O.アルマンサ
葡萄品種：ガルナッチャ ティントレラ （８５％） 、モストナル（１５％）
生産者：ボデガス アタラヤ
平均樹齢：４０年
畑の面積は25ha、標高700ｍ〜1,000m位置し、土壌は石灰質です。平均樹齢は40 年以上、収穫は手摘みで行ないます。
収穫量は、26ha/hl です。発酵前に低温でプレマセラシオンを行なった後、ステンレスタンクで発酵させます。
フレンチオークの新樽で12 ヶ月熟成させています。
ノンフィルター、ノンファイニング。
生き生きとした紫色、チェリーやプラムを思わせる力強いアロマに、かすかにペッパーのニュアンスが混ざっています。
素晴らしい骨格と持続性があり、非常にバランスのとれた味わいです。
ラベルは、標高の高い畑なので、天使をイメージし、天使ミゲル アンヘル（ミケランジェロ）をモチーフとしています。
３，３００円（本体価格３，０００円）
〜2009 年のアタラヤは85％ガルナッチャ ティントレラ、15％モナストレル（生産者の資料ではガルナッチャ100％）、フレンチオークで12
ヶ月熟成。
グラスがグリセリンでコーティングされてしまうほど粘性が高い。エキゾティックなスパイスやラベンダー、お香、ブラックベリーの素晴らしく香り高いアロマ。
ジューシーで厚みがあり、完全に喜びの為にあるこの贅沢なワインは、シルクのようになめらかな口当たりで、この価格からは到底想像ができないほどの代物だ。
どこまでも快楽主義的な超お買い得ワイン。
「ワイン アドヴォケイト195」 90 点〜
〜ダークルビー。スモーキーでスパイスのアクセントのあるアロマの中にブラック ラズベリーやチェリーコーク、ミネラルの香りがあり、北部ローヌのワインにとてもよく似ている。
ジューシーで明確な味わい、ダークベリーやビターチョコレートのフレイバーの後から、ゆっくりとスパイシーさが出てくる。ほこりっぽいタンニンは、長く、キレの良いフィニッシュにグリップを与えている。これをシラーだと言っても簡単に騙されてしまうだろう。
「インターナショナルワインセラー 2011 年9-10 月号」 90 点〜
’１２年が「ワインスペクテーター２０１４．１２．３１」で、８９点。「ペニンガイド２０１５」で９１点、「ヴィノス２０１４．９」で９０点。
（ガルナッチャ ティントレラ８５％、モナストレル１５％、フレンチオークで１年熟成。）
濃い紫色。樽のスパイスがかかったブラックベリー、ダークチョコレート、そして強い花のはっきりと解るアロマ。
豊かでまるみがあり、甘さが感じられる。チェリーバニラやダークベリーのコンポートのフレイバーにスパイシーなニュアンスが複雑さを与えている。
この豊かで継ぎ目のないしなやかなワインの余韻には、隠れていたタンニン、そして微かにバニラの要素が感じられ、素晴らしく持続性がある。
９０点「Ｖｉｎｏｕｓ ２０１４年９月」
早い者勝ち。本当に入手困難なワインです。ガルナッチャ ティントレラのポテンシャルを体現するワイン。
Ｓ−１７４ ２０２０ Ａｌａｙａ
アラヤ ７５０ｍｌ
《赤》【フルボディ】葡萄品種：ガルナッチャ ティントレラ（100％）
葡萄園面積：12ha
平均樹齢：65 年
熟成：フランス産バリック15 ヶ月
‘10 年がファースト ヴィンテージです。ワインメーカーは、フランク ゴンザレス。葡萄園は二つの区画で、面積は12ha です。
標高は1,000m、粘土石灰岩土壌です。平均樹齢は65 年で、北東向きです。収穫は手摘みで行います。ステンレスタンクで27度以下に保ちながら発酵、マロラクティック発酵は樽で行います。
熟成はフランス産バリックで15 ヶ月行います。ろ過も清澄もせず瓶詰めします。ガルナッチャ ティントレラのポテンシャルの全てがこのワインに詰まっています。
本当に入手困難なワインで、‘11 年ヴィンテージは600 本のみ入手出来ました。
明るい赤の色調のあるチェリーレッド。興味深く複雑な高い香り、ミネラル、黒い果実が、繊細な木のアロマへと続きます。力強い味わい、がっしりとし、熟していて絹のようになめらかな味わいです。
注意をひくタンニン、しっかりとしたアルコール度はワインの個性と調和をみせています。
５，９４０円（本体価格５，４００円）
