ワインショップ飛附屋・トップフランスワイン・ブルゴーニュ地方ボージョレ地区シャトー・ボネ(ピエール=イヴ・ペラション)

【Château Bonnet(Pierre­Yves Perrachon:シャトー・ボネ(ピエール=イヴ・ペラション】

 1630年来、ワインの醸造を手掛けてきたシャトー・ボネ。当時の当主、クロード・ボネは1589年にマコンの伯爵領裁判所の参事官に任命された人物で、彼は狩猟の際の拠点としていた“レ・パクレ/Les Paquelts”の館を買い取り、厩舎や時計台、建物の両側に張り出す両翼、そしてアーチ型の天上を持つカーヴなど、次々とシャトーの増築に努めた。時は1800年。シャトー・ボネは、ナポレオン戦争時に輝かしい戦績を残したデュリュア・ド・サン=レオン将軍の所有となり、続いてドメーヌはラブルトワーニュ・デュ・マゼル家に相続される。このマゼル家は、著名な詩人かつ政治家であったアルフォンス・ド・ラマルティーヌと交流があり、彼はシャトー・ボネに自身の部屋を所有していた。
 その後、1973年に、現当主ピエール=イヴ・ペラションの父、ピエール・ペラションがシャトー・ボネ及び隣接するヴィニョーブルを購入した(ジュリエナ出身のペラション家は、17世紀以来、数世代にわたって葡萄栽培を世襲してきた一族)。1986年には、ピエールの3人の息子の長男で、醸造学を修めたピエール=イヴ・ペラションが、ドメーヌの葡萄栽培、並びにワイン醸造に携わるようになった。
 シャトー・ボネが所有するヴィニョーブル(トータルおおよそ16ヘクタール)はブルゴーニュ地方の南端、ボジョレーの北、マコンから12キロのところにある。シェナ、ジュリエナ、そしてムーラン・ナ・ヴァンのクリュは、ボジョレー山脈の裾のにある日照に恵まれた傾斜地(砂、小石、そして沖積土が混じった花崗岩土壌→ワインに繊細で果実味に溢れた要素をもたらすと同時に、熟成に大きな役割を担う)に広がっている。

(2009年8月)


N.V. Crémant de Bourgogne
クレマン ド ブルゴーニュ 750ml  
《白》【辛口】
葡萄品種:シャルドネ
栽培地域:ブルゴーニュ南部
ドメーヌ名:シャトー・ボネ 製造業者:ロロン
栽培者:ピエール=イヴ・ペラション
土壌:粘土ローム質
収量:70hl/ha

整枝法はバゲットによる手摘みで瓶内発酵によるきめ細かな発泡性を帯びています。1999年よりリュット・レゾネ農法を実施しています。
アルコール度数は12.5%です。サービス温度は6〜8℃が最適です。食前酒またはデザートと共に、細やかな泡立ちとフルーティーでフレッシュな香りが感じられます。
最適賞味時期:1〜2年以内

              2,940円(本体価格2,800円)

ごめんなさい、只今品切れ中(2011年8月8日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。