リュック・ティエンポンは、世界中のワイン愛好家からポムロルの最高傑作と絶賛されたシンデレラワイン「シャトー・ル・パン」やポムロル最古のシャトーの一つ、「ヴュー・シャトー・セルタン」を所有するティエンポン・ファミリーの一人です。現在はマルゴーとメドックにある3つのシャトーを管理、経営すると共に兄ジャックとともにシャトー・ル・パンの共同責任者を務めています。
シャトー・ル・パンを始めとするスーパーワインの実力も去ることながらリュック・ティエンポンが手掛ける左岸のワインも品質やコストパフォーマンスの面で大変定評があります。
シャトー・マルゴー、シャトー・ラグランジュなどの名声を蘇らせた現代ボルドーワインの父、エミール・ペイノー博士の右腕として1970年から90年までビジネスパートナーを努め、現在は数々のシャトーのコンサルタントを請け負うメドックの重鎮。マルゴー、ラトゥール、ラフィットなど一級シャトーをはじめ、レオヴィル・ラス・カーズ、コス・デストゥルネル、パルメなどメドックだけでも200以上のシャトーをコンサルティングしています。
他にも海外ではイタリア・チリ・カリフォルニア・オーストラリアでも仕事しアルマヴィーヴァのコンサルタントを努め、アンティノリの立ち上げにも参加。世界中の 人気ワインに携わっていると言っても過言ではありません。
フィネスとエレガンスを重視し、様々な要素が調和したバランスのよいワイン造りには定評があります。
特にコス・デストゥルネルの支配人ジャン・ギョーム・プラッツ氏やシャトー・ラトゥール社長フレデリック・アンジェラ氏からは全幅の信頼を受け尊敬の念を込めて「メドックの守護神」と呼ばれています。
先日ロバート・パーカーが「私が試飲してきた32年間の中で、最高のヴィンテージになるかもしれない！」と絶賛したボルドーの2009年ヴィンテージですが、シャトー・ピション・ロングウィル・バロンの経営責任者、クリスチャン・シーリー氏のブログでもボワスノ氏をはじめとしたチームが2009年ヴィンテージのブレンド比率を決定する様子などが載せられています。
http://www.christianseely.com/2009/12/03/blending-session-at-pichon-for-the-2009/
シャトー・ル・パンの共同支配人でもあるリュック・ティエンポンと 「メドックの守護神」と呼ばれシャトー・マルゴー、ラトゥール、ラフィットなど名立たるトップシャトーのコンサルタントを一手に引き受けるカリスマ醸造家ジャック・ボワスノの究極のコラボレーションが生み出したボルドーワインです。
（２０１０年５月）
Ｆ−９８４は、只今品切れ中「（２０２２年３月２０日）です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。
