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■ボランジェ王国の最高峰レコルタン■
イヴ・ルーヴェ
Yves Louvet
フランス最高のワイン評論家ミシェル・ベタンヌが
「素晴らしいヴァレ・ド・ラ・マルヌの表現。我々が試飲したノン・ヴィンテージのシャンパーニュの中で最上のブリュットの1つ。」と
絶賛するRMで最も手頃なシャンパーニュ
ブージィの隣、Tauxieresトキシエール村に本拠を置くYves Louvetイヴ・ルーヴェは、ピノ・ノワールを主体とする濃厚なシャンパ−ニュを生み出す蔵元。あのボランジェも、この村に自前の圧搾所と多くの畑を所有。キュヴェ・グラン・タネのブレンドには、トキシエールの畑で栽培したピノ・ノワールを必ず加えている。事実、フランス最高のワイン評論家ミシェル・ベタンヌも「ブージィの隣という日陰の身でありながら、品質はブージィのグラン・クリュから遠くない。そのことをボランジェは昔から熟知している。」そして、「イヴ・ルーヴェはトキシエールの葡萄畑のスペシャリスト。数年前からカリテ・プリ(品質と価格)のバランスの取れた力強いワインを提供している。」と高く評価している。この言葉の通り、ドメーヌは栽培面積12ha(内ピノ・ノワール10ha、シャルドネ2ha)、平均樹齢は10〜40年。年間総生産量4万本というシャンパーニュでも最小規模でありながら,最も手頃な価格でシャンパーニュを提供してくれる貴重なレコルタンだ。
ドメーヌは1835年生まれのテオフィル・ブロンデルが畑を購入したことにより始まり,現在もこの畑は受け継がれている。1879年,テオフィルの娘がアルフレッド・モローと結婚,1890年にアルフレッドがシャンパーニュの販売に着手した。娘のマリーが1901年にジルベール・メアと結婚し,1920年にドメーヌを継承した。2人の間に生まれた3人の子どもたちはいずれも栽培家としての道を歩み,娘のアンリエットが1943年にアンリ・ルーヴェと結婚,義父アルフレッドの後を継いだ。1950年,2人にとって最初の収穫が行われた。息子のイヴ・ルーヴェが初めてシャンパーニュの醸造を行ったのは1975年のこと。2006年以降,息子で6代目のフレデリック・ルーヴェがドメーヌを運営している(シャンパーニュの販売に着手してから5代目)。トキシエール,マルイユ・シュール・アイ,アヴネ・ヴァル・ドール,トレパイユ,ルーヴォワ,ブージィ,アンボネィ,メニル・シュール・オジェに畑(土壌:主に石灰質)を所有。栽培したブドウを,ヴーヴ・クリコやニコラ・フィアット,アンリオなど大手メゾンにも卸している。
イヴ・ルーヴェについて
テオフィル・ブロンデルは1835年に誕生し、ブドウ畑を購入。現在もこの畑が受け継がれている。
娘がアルフレッド・モローと1879年に結婚。アルフレッドが1890年に初めてシャンパーニュを販売することに成功した。
その娘のマリーがジルベール・メアと1901年に結婚し、1920年に後を継ぐこととなった。3人の子供は全員栽培家になり、娘のアンリエットがアンリ・ルーヴェと1943年に結婚。
アンリ・ルーヴェが義理の父親の後を継いだ。1950年に二人の最初の収穫が行われ、息子のイヴ・ルーヴェは1975年に最初の生産を行った。
息子のフレデリック・ルーヴェが2006年から当主を務めている。栽培家としては6世代目であり、シャンパーニュを販売してからは5代目となる。
醸造法
アルコール発酵は,すべて温度管理機能付きのステンレス・タンクで行う。
発酵終了後,引き続きステンレス・タンクで9ヶ月熟成させる。この間にマロラクティック発酵もすべてのキュヴェについて実施する。
その後,28グラムの蔗糖を添加し,瓶内二次発酵を行う。瓶内熟成期間は,キュヴェに応じて3-8年。
ブリュットのキュヴェの門出のリキュールの量は,9-10グラム。
2019 年、八村塁選手がプロバスケットボールリーグ NBA、ワシントン・ウィザーズに入団。
当時同チームに所 属していたフランス出身のイアン・マヒンミ選手とは、父親がベナン人という共通点をもち、インタビューでは「マヒ ンミからベナン料理をご馳走すると言われている」と、八村選手が語るほど親交を深めている。
そのマヒンミ選 手が自身のフェイスブックにも写真(左)をアップし、「幸せをもたらしてくれる」と笑顔で手にするのが、イヴ・ル ーヴェのレゼルヴだ(旧ラベル)?
そして、イヴ・ルーヴェはサッカー界の名プレーヤーの心にもシュートを決めた。
右下の写真に映るのは、元フランス代表 MF ウスマーヌ・ダボ(左)と、かつてチェルシーやアーセナルなど、プ レミアリーグの名門で?年活躍をした元フランス代表
DF ウィリアム・ギャラス(右)?
シャンパンを飲み、ご機 嫌になった二人が当主のフレデリック・ルーヴェと共に撮影した一枚だ。
このように、スポーツ選手にも多数ファ ンを持つイヴ・ルーヴェ。八村選手も飲んだかもしれない(?)シャンパーニュをぜひご堪能下さい。
N.V. Cuvée de Sélection d´Emile Brut
キュヴェ ド セレクション デミル ブリュット 750ml
《白》【辛口・発泡】
使用葡萄品種:ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%
最低瓶熟期間/3年
トキシエール,アヴネ・ヴァル・ドール,ブージィ産のブドウを使用。
ステンレス・タンクで発酵後,引き続きステンレスでマロラクティック発酵を実施。
アッサンブラージュの後,1リットル当たり24gのきび砂糖とシャンパーニュ産ワインを添加し,40ヶ月の瓶内二次発酵を行う。
デゴルジュマンの後,ドザージュ9g/lit. を添加し,さらに2ヶ月セラーで寝かせてから出荷。
年間生産本数20,000本
ドメーヌのスタンダード・キュヴェ。ボランジェ・スタイルと呼べるほど,香りから喉ごしまで一貫して力強い。
クラスを超えたコクが持ち味。 Selection d'Emileのエミルは,当主フレデリックの祖父の名前。
『アシェット・ワイン・ガイド 2019年版』 ★(1つ星)
『アシェット・ワイン・ガイド/2012年版』
・・・この一族は,19世紀末にはシャンパーニュを造っていた。イヴ・ルーヴェは自身の名前のブランドを1970年にリリースし,2004年に栽培を息子のフレデリックに継承した。
フレデリックは9ヘクタールのブドウ畑でブドウを栽培し,その大部分はモンターニュ・ド・ランスのアイとブージィのあいだの南向きの斜面に植樹されている。
今年,審査員はドメーヌの2種類のキュヴェを高く評価した。どちらもピノ・ノワール75%とシャルドネ25%をアッサンブラージュしたものだ。
審査員のお気に入りは2005年物の収穫ブドウに由来するこの“キュヴェ・ド・レゼルヴ”だ。澄んだ色合いで,どちらかという熟成している。
しかし,上品でニュアンスが豊かで,表現力の香りが果物のコンフィや蝋の香りとともに感じられる。
フレッシュさと豊満さのあいだの理想的なバランスの調子の口中。料理に合わせたいシャンパーニュで,すぐに味わうことができる。
5,500円(本体価格5,000円)
ごめんなさい、只今品切れ中(2020年6月4日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。
・・・この造り手はルーヴォワやブージィに近い,1級格付けの村トキシエールのブドウ畑のスペシャリスト。
数年前からカリテ=プリ(品質と価格)のバランスの取れた力強いワインを提供している。
ごく最近のロットは以前と比べて重たかったが,昨年提出されたワインはすべてが非の打ち所のないもので構成されていた。
“ブリュット・レゼルヴ”はやや琥珀色のローブで,力強さと柔らかさ,複雑さと余韻が結びついた<素晴らしいヴァレ・ド・ラ・マルヌの表現>。
我々が試飲したノン・ヴィンテージのシャンパーニュのなかで,最上のブリュットの1つ。
“ブリュット・セレクション”は力強く熟成しており,とてもクリアーで非常に風味豊か。全体として傑出している。理想的な価格と品質のバランス。
『ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス』は,フランスのワイン評論家ミシェル・ベタンヌとティエリー・デソーヴが2007年秋から新たに刊行したワイン・ガイド。
2人は2005年版まで著名なワイン・ガイドの『ル・クラスマン』の編集・執筆総責任者であったが,2006年版からはその職を離れていた。
その2人が3年のブランクを置いて,新たに創設したガイドがこのワイン・ガイド。
N.V. Réserve de Théophile 1er Cru
レゼルヴ ド テオフィル 750ml
《白》【辛口・発泡】
使用葡萄品種:ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%
最低瓶熟期間/5年
『アシェット・ワインガイド』2012年版で二ッ星獲得。
さらにミシェル・ベタンヌの「ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス2009年版」で<直ぐに飲んで美味しいシャンパーニュ>に選出。
しかもその中で最も手頃な価格のシャンパーニュに挙げられました。
6,710円(本体価格6,100円)
ごめんなさい、只今品切れ中(2022年5月25日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。
『2013年版アシェット・ワインガイド』のコメント
キュヴェ・ド・レゼルヴ 一ッ星★
この一族は19世紀の末には、シャンパーニュを造っていた。イヴ・ルーヴェは自身の名前のブランドを1970年にリリースし、2004年に栽培を息子のフレデリックに継承した。
フレデリックは9ヘクタールの葡萄畑を栽培し、その大部分がモンターニュ・ド・ランスのアイとブージィの間の南向きの斜面に植樹されている。
今年、審査員は2種類のキュヴェに一ッ星を付けた。どちらもピノ・ノワール75%とシャルドネ25%をアッサンブラ−ジュしたものだ。
キュヴェ・ド・レセルヴはフローラルでミネラルを感じ、生き生きとしている。粘性があるが、繊細な酸味により、バターやブリオッシュの香りが引き立てられる。
食事よりもアペリティフに合うだろう。2004年物は、よく熟れたフルーツ、コンポートの香りが感じられる。フレッシュさを保ちつつ、フィニッシュはメントールの余韻がある。
『2012年版アシェット・ワインガイド』のコメント
キュヴェ・ド・レゼルヴ 二ッ星?★
この一族は19世紀の末には、シャンパーニュを造っていた。イヴ・ルーヴェは自身の名前のブランドを1970年にリリースし、2004年に栽培を息子のフレデリックに継承した。フレデリックは9ヘクタールの葡萄畑を栽培し、その大部分がモンターニュ・ド・ランスのアイとブージィの間の南向きの斜面に植樹されている。今年、審査員はドメーヌの2種類のキュヴェを高く評価した。どちらもピノ・ノワール75%とシャルドネ25%をアッサンブラ−ジュしたものだ。審査員のお気に入りは2005年物の収穫葡萄に由来するこのキュヴェ・ド・レゼルヴだ。澄んだ色合いで、どちらかというと熟成し、しかし上品でニュアンス豊かで表現力の香りが果物のコンフイや蝋の香りとともに感じられる。フレッシュさと豊満さの間の理想的なバランスの調子の口中。料理に合わせたいシャンパーニュですぐに味わうことができる。
「2009年版ル・グラン・ギド・デ・ヴァン・ド・フランス」のコメント
この造り手はルーヴォワやブージィに近い、一級格付けの村トキシエールの葡萄畑のスペシャリスト。数年前からカリテ・プリ(品質と価格)のバランスの取れた力強いワインを提供している。ごく最近のロットは以前と比べて重かったが、昨年提出されたワインは全てが非の打ちどころがないもので構成されていた。
ブリュット・レゼルヴはやや琥珀色のローブで、力強さと柔らかさ、複雑さと余韻が結びついた素晴らしいヴァレ・ド・ラ・マルヌの表現。我々が試飲したノン・ヴィンテージのシャンパーニュの中で最上のブリュットの1つ。ブリュット・セレクションは力強く、熟成しており、とてもクリアーで非常に風味豊か。全体として傑出している。理想的な価格と品質のバランス。
『2006年版ゴーミョー・ワインガイド』のコメント
1835年にテオドール・ブロンデルが畑を購入して以来、畑は代々子孫によって栽培されてきた。5代目となるイヴ・ルーヴェは、1975年から、そして、1995年からは息子のフレデリックが家業を継いでいる。モンターニュ・ド・ランスの中心、トキシエールに位置するドメーヌは、ブージィやルーヴォワのグラン・クリュにも畑を持っている。キュヴェ・ド・セレクションはキュヴェ・ド・レゼルヴと同様、ピノ・ノワール75%とシャルドネ25%から造り上げられる。想像とは全く対照的に、キュヴェ・ド・セレクションは生き生きとして、最も成功しているキュヴェ。しかも、最も手頃な価格。今飲み頃にある素晴らしい1995ヴィンテージと、しっかりとした構成で傑出した余韻がある1996ヴィンテージにも期待できる。
『2006年版ル・クラスマン』のコメント
イヴ・ルーヴェはトキシエール村に素晴らしい畑を所有している。トキシエールは、ブージィの隣という日陰の身でありながら、品質はブージィのグラン・クリュから遠くない。そのことをボランジェは昔から熟知している。他の造り手の模範となるような圧搾機の設置によって、ピュアで、豊満で、かってないほど明確にテロワールが表現されたワインを造ることが可能となった。価格は常に良心的である。
『2003年版ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ア・プティ・プリ』のコメント
イヴ・ルーヴェ
オレンジのコンフィ(グラン・マルニエ)や柑橘系の果物の皮を焦がしたノートを持つ独特の香り。口中は、リッチでクリーミーで、ピノ・ノワールの典型的なコクとまろやかさがある。対照的に、フィニッシュにはレモンを思わせる長い余韻が軽やかに続く。アペリティフのシャンパーニュとしてとても素晴らしい。