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【Ｄｉｓｔｉｌｌｅｒｉｅ　Ｊｅａｎ　Ｇｏｙａｒｄ：ジャン・ゴヤール蒸留所】

ジャン・ゴヤール“彼なくしてマール・ド・シャンパーニュの名声は誇示できない”
　１９１１年、シャンパーニュ地方マルヌ河沿いのアイ村に蒸留所を創立したジャン・ゴヤールは、シャンパーニュ地方の農家やヴィニュロン達に高い蒸留技術を指導する傍ら、強い創作意欲を持って初めてシャルドネーから蒸留酒を完成させ、シャンパーニュ地方のオー・ド・ヴィを原産地統制呼称規制（ＡＯＲ）へと導いた人物として知られています。
　彼は蒸留技術の向上を目指し努力を重ね、フランスのアダムＡｄａｍとスコットランドのコフェイＣｏｆｆｅｙによって１９世紀に発明された連続式蒸留器を、素材のエキスまでも抽出させる新型に改造し、円やかで優雅な香りの漂う、「洗練されたオー・ドヴィ」を仕上げることに成功しました。現在、この蒸留器は、専門家の間で信頼度の高い蒸留器として用いられています。
　琥珀色のローブ、素晴らしい香り、シャンパーニュとは異なった物静かな品格、コニャックをしのぐ風格。これらの特徴を持つジャン・ゴヤールのオー・ド・ヴィは、フランスのみならず、２０数カ国の神髄を究めるガストロノミーの世界で輝き続けています。

Ｎ．Ｖ．　Ｖｉｅｕｘ　Ｍａｒｃ　de　Ｃｈａｍｐａｇｎｅ　Ｖｉｅｉｌｌｅ　Ｒéｓｅｒｖｅ（ＡＯＲ）
ヴィユ　マール　ド　シャンパーニュ　“ヴィエイユ・レゼルヴ”７００ｍｌ
生産者：ジャン・ゴヤール蒸留所
アルコール度数：４０％
葡萄品種：シャルドネ種、ピノ・ムニエ種、ピノ・ノワール種

ジャン・ゴヤールが誇る最高のブランデー。シャンパーニュ用のブドウ（シャルドネ種、ピノ・ムニエ種、ピノ・ノワール種を各1/3ずつ）を品種ごとに密閉タンクに入れて発酵させ、その後1ヶ月以上にわたって蒸留器にかけます。その時造られるオー・ド・ヴィのアルコールは65〜70%（法律では最大71%）まで濃縮されています。
次にこれを300〜350リットル入りの樫樽（オー・ド・ヴィの熟成に最適とされているリムーザン産の樫で作った樽板を使用）で8〜10ヶ月間熟成させ、アルコール分を飲料出来るレベルの40%にまで下げます。そこから、さらに6年以上の年月をかけて、心地よい香りと独特な風味を培いながら熟成していきます。
50年以上という長期にわたり生き続け、さらに味わい深い逸品へと成長するヴィユ・マール・ド・シャンパーニュは、様々なシーンでお楽しみ頂けます。フランスでは、マールの持つ熱く情熱的な香りを最大限に引き出すため、コニャック・グラスで楽しむことが一般的です。スペインやイタリアでは、フラッペにしたり、氷を入れて楽しむそうです。また、ソース、アイスクリーム、シャーベットなどの風味付けとして、また、お肉をフランベするのにも使用されています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　４，３２０円（本体価格４，０００円）

ごめんなさい、只今品切れ中（２０１８年１１月３日）です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。