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【Cidre:シードル】


Dominique Le Brun:ドミニク・ル・ブラン家


ブルターニュ地方コルヌアイユ地区にあるドミニク・ル・ブラン家のシードル造りは、1955年ジャン・ル・ブランJacques Le Brunによって始まり、以後今日に至るまで家族規模で運営されています。ル・ブラン家の自家製シードルの大部分は自家所有のリンゴ園(25ha)で育まれたリンゴから作られています。素材選びから製造技術に至るまでの一貫した管理によって造られるル・ブラン家のシードルは、その優れた品質が認められ、1982年以降、パリ農事コンクールの「シードル“フェルミエ”(自家製シードル)部門」で金メダル5回、銀メダル2回、銅メダル1回など、数々の賞を獲得しています。これほど難度も高い評価を得ているシードルは他にありません。
(2009年8月)


N.V. Cidre Artisanal Brut Bigouden Le Brun
シードル アルティザナル ブリュット ビグダン ル ブラン 750ml  
【辛口】 生産者:ドメーヌ ドミニク ル ブラン
アルコール度数:5.5%

厳選素材
私たちは、優れたシードルに不可欠な上質のリンゴを確保するために、手間を惜しみません。この製品にはビグーダン地区で収穫された選りすぐりのリンゴだけが使用されています。
ケルメリアン、マリー・メナール、ドゥース・モエン、ポー・ド・シャン、ドゥース・コエリニェ等の品種に限定し、果実が完熟するまで手入れを怠りません。
収穫
リンゴのポテンシャルを最大限生かすため、傷つけないように手摘みで収穫を行います。
破砕前の準備
収穫されたリンゴは箱で3週間程寝かせます。この間少量の水分が失われ、アロマが凝縮します。
純粋な果汁
こうして準備が整えば、リンゴは破砕され、果肉と果汁はタンク内で一定期間寝かされます。収斂性を穏やかにするためです。その後、この果汁と果肉の混合物を圧搾して、純粋な果汁を得ます。
自然発酵
果汁を温度制御付のステンレス製醗酵タンクに注入します。醗酵はシードルの品質を左右する重要な過程なので、その進行状況を常時看視します。シードルの発泡性は自然に由来するものです。密閉された容器内でアルコール発酵によって発生した炭酸ガスがシードルに溶け込むのです。
瓶詰と出荷
熟成後、シードルはシャンパン・タイプのボトルに詰められ、伝統的なコルク製の栓が打たれ、針金が掛けられます。シードルの味わいをいささかも損なわないため、殺菌は行いません。ボトリング前に軽い濾過を行い、醗酵の結果残された酵母を取り除きます。
あとは出荷を待つばかりです


                               2,145円(本体価格1,950円)

                





N.V. Cidre Artisanal Brut
シードル アルティザナル ブリュット 750ml
【辛口】生産者:ドメーヌ ドミニク ル ブラン
アルコール度数:5.5%

ル・ブラン家の自家製シードル、辛口タイプ。シードルで味付けした海の幸、特にヒラメやスズキなどとは高相性です。

                 1,944円(本体価格1,800円)



ごめんなさい、只今品切れ中(2014年12月24日)です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。











N.V. Cidre Artisanal Demi−Sec
シードル アルティザナル ドゥミ セック 750ml
【やや辛口】生産者:ドメーヌ ドミニク ル ブラン
アルコール度数:4%

ル・ブラン家の自家製シードル。半辛口タイプ。アペリティフとして。もちろんお食事にもチーズにも合うます。クレーム・ド・カシスと合わせて、カクテル「キール・プルトン」に使っても。

                1,944円(本体価格1,800円)

             

ごめんなさい、ただ今品切れ中(2012年12月30日)です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。









様々な品種をブレンドさせて造るシードル
シードル用のリンゴは、それように品種改良されたもので、、水分の豊富な甘みの強いリンゴと、酸味と渋みのあるリンゴを混ぜて使います。リンゴの混醸の割合加減が、生産者それぞれの持ち味となって表れてきます。
ル・ブラン家で主に使われるリンゴ
渋みのある品種・・・ケルメリアン種Kermerien、マリー・メナール種Marie Ménard
渋みと甘みのある品種・・・プラ・イオッドPrat Yeod,ポー・ド・シアンPeau de Chien
甘みのある品種・・・ドゥース・コエ・リニエDouce Coet Ligné
酸味のある品種・・・ギュヴィックGuillevic
アキになるとこれらの品種は実を付けます。2度にわたる手作業での収穫の後、リンゴは品種ごとに分けられたまま、それぞれ熟すまで木箱の中で保管されます。
豊かなアロマと琥珀色のローブを引き出すために
収穫されたリンゴは洗浄してから破砕し、6週間以上果汁に浸漬させます。ここで発酵が開始します。酸素と接する事で、果汁はリンゴの豊かなアロマと琥珀色のローブをしっかりと身につけます。
純粋なリンゴ果汁からシードルへ
リンゴ果肉を圧搾し、果汁を抽出(最大650リットル/t)します。ル・ブラン家は水などを一切添加せず、リンゴの果汁だけでシードルを造ります。続いて、果汁に含まれるペクチン質が分解しやすいように塩を添加します。一次発酵が始まり、発泡の作用で不純物が表面に上がり凝固(シャポー・ブリュンChapeau brun)し、濁っていた果汁が透き通ります。
浸漬過程は時間をかけて
澱引きして一次発酵を終了させます。こうして出来上がったリンゴ酒は温度調整機能のついたタンクに移し替えられ、3〜4ヶ月間にわたる長い二次発酵過程に入ります(キューヴ・クローズ製法)。リンゴ果汁に含まれる糖分がアルコールに変わり炭酸ガスが発生、全く自然の力で発泡性を帯びるようになります。