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代々家族経営でワイン造りをし、1961年に元詰めを始めたラプラス家は、アラン ブリュモン、パトリック デュクルノーと共に、マディランを復活させた生産者として賞賛されています。現在は、フランソワ、ジャン リュック、ベルナール、マリーの四人の兄弟がワイン造りをしています。所有する畑は75haで、そのうち45haがA.C.マディランです。畑には一列置きに草を生やし、摘葉を行い、6月にグリーン ハーベストを行って収穫量を調節します。収穫は手で行います。ミクロ オキシジェナシオン(微量酸化)はマディランのパトリック デュクルノーが発明した技術で、荒々しいタンニンと粗野とも言える力強さを持つタナから、早くから楽しめ、しかも10年以上熟成させることも出来るワインを生み出しました。ラプラス家では1990年からすべての赤ワインに採用しています。雑誌等にしばしば取り上げられるシャトー ダイディは、最良のキュヴェです。ギイド アシェット、クラスマン、ルヴュ ド ヴァン ド フランスが高い評価をし、ロバート パーカーJr.は4つ星を付けています。
良い年には、このアペラシオンでは珍しく、類稀な繊細さと上品なタンニンを備えたマディランを生み出す。ラプラス家は、1990年の豪華な出来栄えを誇りとしているはずである。最新の試飲によると、これはポイヤックの上物にも匹敵すると言える出来。★「ルヴュ ド ヴァン ド フランス」
(2007年10月)
FB−217 2004 Vin de Pays Côtes de Gascogne Rouge
ヴァン ド ペイ コート ド ガスコーニュ ルージュ 750ml
《赤》【ミディアムボディ】生産者:ヴィニョーヴル ラプラス
葡萄品種:カベルネ ソーヴィニヨン(40%)、カベルネ・フラン(40%)、タナ(20%)
葡萄園面積:20ha
1999年に購入した、ガスコーニュのフルーランス市の近くにある畑からの葡萄を使っています。カベルネがこのワインのバランスの取れたボディを造り出し、タナが典型的な南西部の印象を与えます。15日間温度管理の下(28〜30度)マセラシオンされ、これによってアロマの印象と良質なボディが組み合わされます。熟成はステンレスタンクで行われ、ミクロ オキシジェナシオンが4ヶ月間続きます。瓶詰めは1月に始まります。このワインのフルーティさをキープする為です。澄んだルビー色、印象的なノーズには、良く熟したブラックフルーツ(ブラックカラントやブラックベリー)があります。幾分スパイシーさがあり、複雑さを与えています。スパイスと花、ブラックベリーがよいバランスを持ち、柔らかなタンニンがあります。
1,575円(本体価格1,500円)
FB−217は、只今品切れ中(2010年12月29日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。
FB−218 2003 Madiran Domaine le Serp
マディラン ドメーヌ ル セルプ 750ml
《赤》【ミディアムボディ】生産者:ヴィニョーヴル ラプラス
葡萄品種:タナ(80%)、カベルネ(20%) 平均樹齢:10〜15年
土壌は石灰石と粘度で出来ています。葡萄はほとんど手摘みで収穫されます。タンニンよりもフルーティさのある、早くから飲めるマディランを造ることを目標としています。樽の風味は感じられますが、強くはありません。目の詰まったタンニンが感じられます。果実味が勝ったタイプではなく、クリーンな味わいを持った、新しいスタイルのマディランです。若いうちから楽しめます。やや低めの温度で飲むことを勧めています。赤身肉のバーベキューにぴったりです。
2,100円(本体価格2,000円)
FB−218は、只今品切れ中(2012年4月7日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。