シャトー クラビティは、ボルドーのグラーヴにあるポルテの町に位置しています。
元々は修 道院が運営していたシャトーで、1985 年ジャン ラルフ ド バトレがシャトーに呼ばれ、 葡萄畑の管理と醸造を任されました。
ジャン ラルフは畑の一部をカベルネ ソーヴィニヨン に植え替えるなど、葡萄畑の再構築、そして拡張を行い、ワインの品質を上げるべく、愛情を 注いできました。
その後、1999 年に息子のアルノー ド バ トレが父の後を継ぎ、さらに葡萄の品質、ワインの品質を向 上させ、高い評価を得るまでになりました。
この土地の素晴 らしさから、さらなる可能性を感じていたアルノーは、2008 年に修道院からシャトーを購入しバトレ家が所有者となり ました。
ベタンヌ＆ドゥソーヴ「フランスワイン格付け」おいて、「ポ ルテの地区では最も手入れが行き届き、現在確実に、最もバランスの良い赤ワインを提供するクリュの一つ。
まさしく古典主義のボルドー の味覚である」と紹介されています。
さらに、ヒュー ジョンソン「ポケット ワイン ブック 2019」で赤、白共に赤 2 星評価を得てお り、
「オーナーのアルノー ド バトレはメルロとカベルネから調和とれた赤、そして少量だがセミヨンとソーヴィニヨン ブランよる生 き生きした白を生産している」と紹介されています。
カベルネ ソーヴィニヨンの可能性に期待をよせる
父のジャン ラルフが修道院に呼ばれた当初は、メルロしか植えられていま せんでしたが、一部をカベルネ ソーヴィニヨンに植え替えました。
現オー ナーのアルノーもカベルネ ソーヴィニヨンと土壌の相性に可能性を感じ、 これまでにカベルネ ソーヴィニヨンの比率を高めてきました。
「病気や収 穫前の雨などリスクも高い品種ですが、それに耐えた葡萄は優雅な味をもた らすと考えています」とアルノーは語ります。
「HVE レベル 3」を取得
環境に配慮し、自然の生物多様性に重点を置いた農業に対し てフランス農水省が認定する HVE（Haute Valeur Environnementale）のレベル 3 を取得しています。
2015VT より HVE の認証マークがラベルに表示されています。
また、7 月上旬にグリーンハーベストを行ない、収穫量を制限することで、質の良い葡萄を得られるようにします。
「おおむね 1 本の樹に 4 房から 8 房残しますが、何房残すと数で決めているわけではありません。畑全体を観て、最終的に 45hL/ha になるように調整しています。
例えば、雨が多いと同じ房の数でも 1ha 当りの収穫量は増えます。その年の状況に応じて判断します。良い葡萄を得るには収穫まで の適切な畑仕事が大切なのです」とアルノーは語ります。
シャトー クラビティ ルージュ ７５０ｍｌ 
ＦＣ−２１８は、只今品切れ中（２０２３年１１月１８日）です。次会入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。
シャトー クラビティ ブラン ７５０ｍｌ 
