ワインショップ飛附屋・トップフランスワイン・ボルドーグラーブヴュー・シャトー・ゴベール

【Vieux Château Gaubert:ヴュー シャトー ゴベール】

現在の所有者ドミニク アベルラン(47歳)の祖父も両親もこの土地でワイン造りに携わってきましたが、ボルドーではシャトーがなくてはワインは売れませんでした。長い年月、建物を所有することを願ってきたアベルランは、年配のマドモワゼル ゴベールと出会い、ワイン造りとは縁がない彼女から畑を借りてワインを作り始めました(当時は自家畑と借りた畑で計25ヘクタールでした)。1987年に彼女が亡くなって、翌年このシャトーを購入しました。現在はシャトー内にある1945年まで畑でその後森となってしまった土地も再び畑として戻し、永遠に続きそうなシャトーの建物の修復作業に日々努力しています。「ここには自分たちの住居も造るのです・・・」と廃墟のようなシャトーの一部を指さし、目を輝かせながら語ってくれました。まじめで堅実そうな人柄、控えめで努力家。何時訪問しても続いている修復作業・・・。彼のワインはそんな彼自身を反映しているかのようで、毎年のように良くなっています。スタッフは12人です。アベルランは、畑がとても大切と考えています。そのためには密植度をとても重要視していて、`88年から少しずつ畑の植え替えを行っています。つまり1haあたり8000本の樹を植え、葉の面積を広く持ち、1本あたり6〜7房の少ないけれどとても良い葡萄を育てることに成功しています。現在植え替えが終わった畑は、7haになりました。全体の畑には、赤はメルロ50%、カベルネ ソーヴィニオン45%、カベルネ フラン5%を植えています。白はソーヴィニオン ブランとセミヨンがそれぞれ50%です(畑の割合)。生産は850樽が赤、150樽が白となっています。ロバート パーカーJr.「ボルドー第4版」で、『お買い得なグラーブの白』のひとつに選び、ディヴィット ペパーコーンは『ポケットブック ボルドーワイン』で『魅力的なワインを造り上げている。赤白ともに耐えざる改良の跡がみられる。』と書いています。さらに『デカンター』誌の「ボルドー別冊2003」の中のグラーブ特集でクライヴ コーツM.W.が、「この10年で品質が向上し、赤ワインは、南部グラーブの最高の見本のひとつとなった。良く熟成する。」と書いています。

グラーブ北部に属するポルテにあるこの立派なシャトーは、1980年半ばにドミニク・アヴェルランによって買収された。ドミニクは綿密な仕事で知られる才能ある栽培家で、以後、その確かな栽培と醸造により、ボディと奥行きのあるワインが造られるようになった。そして今やヴュー・シャトー・ゴベールは、グラーヴ呼称を代表する数少ない生産者のひとつとして広く認められている。白は驚くほどヴォリュームがあり、コクと深い味わいが特徴で、干し上がったような感じがしたり、樽香でげんなりさせられたりすることは決してない。白は2000年、2001年共に力強くしっかりとした造りで、熟成が期待出来る。赤は2000年が素晴らしく、成分も充分で、がっしりとした骨組みを備えながら、果実味もタンニンも実に良く熟している。
★「フランスワイン格付け」(クラスマン日本語版)ワイン王国社

FA−766 2000 Alexandre Gaubert Rouge
アレクサンドル ゴベール ルージュ 750ml
《赤》【ミディアムボディ】生産者:ドミニク・アヴェルラン家
葡萄品種:メルロ(60%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(40%)

現所有者のドミニク アヴェルランは醸造学者としてもベテランで、魅力的なワインを造り出しています。
ディヴィット ペッパーコーン「ポッケットブックボルドーワイン」でに『魅力的なワインを造りあげている。
赤白共に絶えざる改良のあとが見られる。』と書かれています。赤ワインは、深みのあるダークチェリー色、熟したフルーツを思わせる少し甘い果実実、細やかなタンニンがあります。
こちらも樽香が心地よいワインに仕上がっています。
濃縮された豊かな果実実と樽香がマッチした、魅力に溢れたワインです。《パリ農業コンクール金賞受賞》

                3,150円(本体価格3,000円)

FA−766は、只今品切れ中です。入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。







FA−900 2000 Vieux Château Gaubert Rouge

ヴュー シャトー ゴベール ルージュ 750ml
《赤》【フルボディ】生産者:ドミニク・アヴェルラン家 平均樹齢:40年
葡萄品種:メルロ(50%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(50%)

100%樽(新40%、1年40%、2年20%)で12ヶ月熟成されています。
2000年はフレッシュで果実味が多い年となりました。深みのある濃いルビー色、クロス繰り、たばこ、スパイスの香り、樽の風味もあって、タンニンもしっかりとしてきめ細やかできれいです。
凝縮感が適度にあり、甘さはなく、樽の風味などが突出せずにバランスが取れています。
「ギイド・アシェット」で★★、「クラスマン」で8点、「デカンター」のグラーヴ特集記事で★★★・ベストヴァリューのひとつに選ばれています。

                4,730円(本体価格4,300円)


IFAー900は、只今品切れ中(2022年1月1日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。









FA−898 2001 Vieux Château Gaubert Blanc
ヴュー シャトー ゴベール ブラン 750ml
《白》【辛口】生産者:ドミニク・アヴェルラン家 平均樹齢:40年
葡萄品種:セミヨン(50%)、ソーヴィニヨン・ブラン(50%)

新樽50%、一年樽50%を使い、3月末まで7ヶ月間熟成しています。
その間、6ヶ月間バトナージュ(撹拌)しています。
やや濃いめの黄色、熟した果実の風味、厚みがある濃縮感が強く感じられます。
酸はやや控えめで、蜂蜜や樽の風味もあり、バランスが良く、余韻の長いスケールの大きなグラーヴの白ワインです。
「ギイド アシェット」で★です。

          3,675円(本体価格3,500円)


FA−898は、只今品切れ中(2010年12月20日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。







FA−901 2000 Graveum de Gaubert Rouge
グラーヴェウム ド  ゴベール ルージュ 750ml
《赤》【フルボディ】生産者:ドミニク・アヴェルラン家 
葡萄品種:メルロ(50%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(50%)

畑を最も重要視するアヴェルランが、土壌を反映した名前(ラテン語)を付けた超限定数量のキュヴェを造りました。
畑の砂利を小さな丘の形にラベルの下部に貼り付けるといったアイデアも、彼自身が考案したものです。
収穫量は35hl/haに抑えています。果帽から色とタンニンを抽出するために、ピジャージュを日に3回行っています。
樽の中でマロラクティック発酵しています。80〜85%新樽で18ヶ月熟成しています。
とてつもなく濃いワインで、しかもバランスも素晴らしいワイン。
「すごい」の一言に尽きます。生産量はなんと年1,200〜5,000本です。

                   10,500円(本体価格10,000円)

FA−901は、只今品切れ中です(2009年3月14日)。入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。