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【Alpha Zeta:アルファ ゼータ】


良い品質と手に取りやすい価格の両立
手ごろな価格でも、品質にいっさいの妥協のないワイン

アルファ ゼータは、マスター オブ ワインの一人であるディビッド グリーブと、ニュージーランド出身の醸造家マット トムソンが、良い品質と良い価格を両立したワインを提供したいとの想いから、1999年に立ち上げたブランドです。
マットが常駐し、多くの仕事をします。畑はすべて条件の良い斜面の畑で、さらに収穫量の制限や遅摘みによる完熟した葡萄の収穫など、栽培も指導します。
収穫時には二つのカンティーナの畑から、良い葡萄を選びます。
農夫達とは、「品質の高い葡萄を作れば必ず買い取ってもらえる」という信頼関係を築き上げています。
また、設備をすべて地元の農協からレンタルでまかなうことで、生産コストを下げています。
醸造もマット トムソンが行います。
白ワイン用葡萄は、カンティーナに運んで、すぐほかより低い12度まで冷やしてから醸造します。
その結果、デリケートでファインなワインになります。さらにリッチさを与えるため、シュール リを行います。
手ごろな価格ながら、品質にはいっさいの妥協がなく、時に本当にこの価格であっているのか?と疑いたくなるほどです。
(2019年4月)

「収穫量こそ減りましたが、素晴らしい魚利ティとなった2017年ヴィンテージ」
2017年は収穫量が少なく35%減でした。
非常に乾燥していた年で、春の下、夏の干ばつでダメージを受けたためです。
とても暑い夏でヴェネトでは平地の畑は夏に水不足になり大きなダメージを受けましたが、丘陵地では夜が涼しく葡萄の樹は水不足に悩まされませんでした。
葡萄の実はとても小さく、身が締まっており、葡萄の香りをなくさないように、またタンニンを抽出しすぎないように注意深く醸造しました。
収穫量こそ減りましたが、ワインは素晴らしい品質に仕上がりました。




一部に樽を使うことで丸みを与え、ソアーヴェとの違いを出しています
I−540 2021 “G”Garaganega
ジ ガルガネーガ 750ml  
《白》【辛口】等級:I.G.T.プロヴィンチャ ディ ヴェローナ
ブドウ品種:ガルガネーガ

収穫は全て手摘みで行われ、除梗、破砕してプレスします。果汁は直ぐに冷却され、自然に落ち着かせます。
S ソアーヴェとの違いを出すために、少しだけ樽を使っています。
葡萄畑は、ソアーヴェ地域の外にありますが、丘の斜面の畑です。
冷涼で穏やかな気候は、葡萄の熟成をゆっくりとしたものにし、香りと酸を保ちます。
土壌は貧しく、白亜質で、葡萄樹にストレスを与えて、素晴らしい品質の果実を作り出します。
除梗、破砕し、酸化防止剤を加えず圧搾します。
果汁はすぐに冷却し、自然に落ち着かせます。12〜14度で発酵します。
4ヶ月シュール リを行います。
20%をオーク樽で2ヶ月熟成します。瓶詰めまでステンレスタンクで温度管理の下、寝かせます。
リッチで微かにスモーキー。ソアーヴェに全く引けを取らない品質です。
「15年は非常にリッチな年であるから、樽の成分を多く吸収している。いつもより甘い香りが強い。」
マット トムソンによるコメント
「良く熟した白桃を思わせる香り、生き生きとしてフレッシュ。微かにバニラの香りが感じられる。
リッチでドライな口当たり。心地よい果実味を感じるフィニッシュ。非常にクリーンで良くバランスがとれている。」


            1,430円(本体価格1,300円) 

<ディヴィッド グリーヴのコメント>
20%を軽く樽熟させるのは丸みを与えるためです。産が低めで非常に香りがよい
丘陵地帯の葡萄を使い、産が落ちないように注意深く対処しました。
収量が減り、とても厳しい年でしたが、非常によいワインに仕上がりました。


I−540は、只今品切れ中(2024年5月3日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。








100%ステンレスタンクを使った、峰ラリーでピュアなスタイルのソアーヴェ
I−541 2019 “S”Soave
エッセ ソアーヴェ 750ml  
《白》【辛口】等級:D.O.C.
ブドウ品種:ガルガネーガ(75%)、トレッビアーノ ディ ソアーヴェ(25%)

ソアーヴェに使うガルガネガの畑は、全て丘の斜面にあります。
ドロミテ山脈からの冷たい風が渓谷を吹き抜けるため、葡萄はゆっくりと成熟し、
香りと酸を保ちます。
土地は痩せていて、白亜質で、葡萄寿にストレスを与えて素晴らしい品質の果実を造り出します。
全て手摘みで行い、除梗、破砕して酸化防止剤を加えず圧搾します。
100%ステンレスタンクを使用しています。
培養酵母を使い、果実味を残すため12〜14度で発酵します。
数週間澱とともに寝かせることで、より深みを出すことが出来ます。
ミネラリーでピュアなスタイルが特徴です。
凝縮されたしっかりした味わいがあります。

マット トムソンによるコメント
「心地よい花の香りとアーモンドのような香り。口に含むと爽やか、フィニッシュには白い花やアーモンドのフレイヴァーを感じる。
おそらくガルガネーガよりもミネラリーだが、十分な酸があり、余韻が長く感じられる。


                  1,430円(本体価格1,300円)  













マロラクテック発酵と樽熟でリッチさを、ステンレスタンクでアロマと酸を与えています
I−542 2022 “C”Chardonnay

チ シャルドネ  750ml  
《白》【辛口】等級:I.G.T.ヴェネト
ブドウ品種:シャルドネ
発酵:オーク樽50%

ヴァルポリチェッラにある単一畑のシャルドネを100%使用しています。
畑は南向きで、他のヴァルポリチェッラの区画より暖かくなっています。
土壌は粘度と石灰岩です。
50%は大樽(新樽ではない)で熟成。マロラクティック発酵して、まるみとパワフルさを出します。
樽はニュアンスを与えるために使うので、木の味が付いてしまわないようにします。
残りの50%は、ステンレスタンクで、マロラクティック発酵しないため、生き生きとしたフレッシュな酸が特徴です。
これらをブレンドすることにより、単にタンクで造ったものより、フレッシュで複雑なものになります。

マット トムソンによるコメント
「メロンを思わせるクリーミーな香り、クリーン、熟していて集約があるが、非常に生き生きと力強い。
口に含むと、熟したメロンとともにクリーミーさを僅かに感じるが、非常にしっかりとした酸があり、僅かなオークが口の中にリッチさを感じさせる。
しかし、フィニッシュは生き生きとしてフレッシュ。」

                 1,650円(本体価格1,500円) 


I−542は、只今品切れ中(2024年5月3日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。






ヴァルポリチェッラのエリア外の葡萄を使い、タンクと500Lの樽を使い熟成
I−543 2022 “C”Corvina
チ コルヴィーナ 750ml  
《赤》【ミディアムボディ】等級:I.G.T.ヴェロネーゼ
ブドウ品種:コルヴィーナ
熟成:オークの大樽6ヶ月間

ヴァルポリチェッラエリア外の葡萄を使用。
畑は斜面にあります。
土壌は痩せていて、白亜質です。
収穫は手摘みで、除梗、破砕し、発酵のためステンレスタンクに入れます。
果皮と果汁との比率を高め、色と風味を増すために、果汁の25%を抜きます。
発酵の初期段階に抽出を良くするために、自動的に毎時間ポンピングオーバーを行っています。
最初の7日間、ワインは果皮と接触させておきます。
発酵温度は最高で30度、マロラクティック発酵はオークの大樽で行い、その後さらに6ヶ月間熟成させます。
ワインに使われる葡萄は大変な労力をかけて育てられているため、ワインの風味、個性を失わないようフィルターはかけません。

マット トムソンによるコメント
「輝きのあるルビー。熟したチェリー、そして微かにプラムの香り。スモーキーさも感じられる。
口に含むと、ダークチェリー、微かなオークのフレイヴァーがあり、中間でほどよいボリュームが感じられる。
しかし、フィニッシュは切れが良く、果実味を感じるフレッシュな余韻がある。」


                   1,540円(本体価格1,400円)  











I−544 2009 “V”Valpolicella

ヴ ヴァルポリチェッラ 750ml  
《赤》【フルボディ】等級:D.O.C.
ブドウ品種:コルヴィーナ(70%)、ロンディネッラ(20%)、コルヴィノーネ(10%)

収穫されたブドウを除梗、破砕し赤ワイン用のステンレス発酵タンクに入れます。
最初の7日間マストを果皮と接触させておきます。
発酵温度は最高で30℃、マロラクティック発酵もステンレスタンクで行います。
〜マット トムソンによるコメント〜
「輝きのあるルビー。コルヴィーナに感じたレッドチェリーやダークチェリーと言うよりもサワーチェリーの香りがこのヴァルポリチェッラに感じる。
非常にフレッシュで生き生きとしていて、まるでチェリージャムのようだ。
口に含むとサワーチェリーのフレイヴァーが広がる。こなれたタンニン、フィニッシュまでフレイヴァーが続き、フレッシュな後味。
とても新鮮でフレッシュなワイン。少し冷やして飲むと美味しい。」

         1,512円(本体価格1,400円)  円高による差益還元によりさらに大幅に値下げ!


I−544は、只今品切れ中(2017年11月23日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。