ワインショップ飛附屋・トップイタリアワイン・トスカーナ州ファットリア・ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニ

【Fattorie Donatella Cinelli Colombini:ファットリア ドナテッラ チネッリ コロンビーニ】


  
中世の面影を残すトスカーナ。辺り一面を田園都市に囲まれ、海抜400メートルの丘の上にあるのが、ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニのブドウ畑だ。当家は、1500年代からモンタルチーノ周辺でワイン造りを行っている歴史あるワイナリー。
1998年に当主のドナテッラ・チネッリ・コロンビーニは、2つのエステート?を1つに統括し、これまで以上にワイン造りに情熱を注いでいる。
ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニで造られる数々のワインはイタリア国内のみならず海外でも多数の受賞歴を持ち、
またイタリアのミシュランことガンベロ・ロッソのレストランガイド、リストランティ・ディ・イタリア(ristoranti d’Italia)で最高ランクのトレ・フォルケッテに選ばれた有名レストラン“サント・ウベルトゥス(St. Hubertus)”、“アントネッロ・コロンナ(Antonello Colonna)”にもオンリストされるなど、近年ますます評価を高めている。

?ファットリア・デル・コッレ(=イル・コッレ・ディ・トレクアンダ)
魅惑的で風光明媚なコッレ・ディ・トレクアンダでは、素晴らしい赤ワインが産出される。敷地内にあるブドウ畑の広さは、21ヘクタール。サンジョヴェーゼとメルローが植えられ、これらのブドウからキァンティ・スペリオーレとレオーネ・ロッソが造られる。
歴史的建造物であるコッレのセラーでは、ブルネッロ、キァンティをはじめ、各種ワインをテイスティングすることが出来る。
コッレの敷地内には、チャペルや屋敷がある。これらは何世紀も前に建設され、当時貴族たちが狩猟をする際に使用された。また、ハプスブルク家のピーター・レオポルトの隠れ家として使用されたこともある。
?イル・カサート・ディ・モンタルチーノ
カサートの13ヘクタールのブドウ畑には、サンジョヴェーゼが植えられており、ブルネッロとロッソ・ディ・モンタルチーノが造られる。
土壌は、中程度のテクスチャー。海抜175メートルの位置にあり、南に面している。このカサートで、イタリア初となる「プリメ・ドンネ」プロジェクトが始まった。
(参照:ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ“プリメ・ドンネ” 赤)イタリア、イギリス、ドイツ、アメリカ出身の4人の女性エキスパート・テイスターたちが、ブルネッロの様々な熟成段階においてテイスティングを行い、監督する。

【ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニについて】
シニョーラ・デル・ブルネッロ(ブルネッロのレディ)の異名を持つフランチェスカ・コロンビーニは、名門「バルビ」の中心人物である。
その娘、ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニが、ファットリア・デル・コッレとイル・カサート・ディ・モンタルチーノを1つに統括し、責任者の座に就いたのは1998年のことだった。
母、フランチェスカのワインに対する情熱を受け継ぎ、ドナテッラがプロモートしたワインは、瞬く間に脚光を浴びるようになる。
ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニは、ワイン・ツーリズムのプロモーションを援助する団体「モヴィメント・トゥーリズモ・デル・ヴィーノMovimento Turismo del Vino (ワイン観光協会)」の会長でもある。
この団体は彼女を軸として、イタリアでも重要な文化行事の一つである「カンティーネ・アペルテCantine Aperte (オープン・ワイナリー)」を主催している。これは、毎年5月第3週の週末に催される行事で、イタリア各地のワイナリーで試飲や見学が出来るという催し物。
その他、ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニは、文学、報道と写真に対して送られる「カサート・プリメ・ドンネ・アワード」の団体をも取り仕切っている。そして、自らもトスカーナの郷土料理のレシピを紹介した本や、イタリアのワイン・ガイドを出版している。





2003 Rosso di Montalcino Podere Casato

ロッソ ディ モンタルチーノ ポデーレ カサート 750ml
《赤》【フルボディ】 等級:D.O.C. 
生産者:ファットリア ドナテッラ チネッリ コロンビーニ
葡萄品種:サンジョヴェーゼ・グロッソ種(100%)

「紫がかったルビー・レッド。熟した小さな赤いフルーツの芳香が感じられる。濃縮されたフルボディで、温かみがあり、モンタルチーノ・ワインの特徴に相応しいタンニンがある。
ポリフェノールの構成が素晴らしい。ローストした肉や熟成したチーズにとても良く合う。コースの中に脂っこいものがない時には、コースを通してずっとこのワインを飲むことも出来だろう。
サービス温度は18℃。5年ほど寝かせておくことが可能。」

              3,888円(本体価格3,600円)



ごめんなさい、只今品切れ中(2014年4月2日)です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。




2004 Orcia Cenerentola

オルチア“チェネレントーラ” 750ml  
《赤》【フルボディ】

     6,480円(本体価格6,000円)
ごめんなさい、只今品切れ中(2019年6月3日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。

生産者

ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニ

生産地

イタリア・トスカーナ州 トレクアンダ

ファットリア・デル・コッレ

ブドウ

サンジョヴェーゼ:65%

フォリア・トンダ(※)35%

面積

サンジョヴェーゼ:10ha

フォリア・トンダ:2ha

植樹年

サンジョヴェーゼ:1997年、

フォリア・トンダ:1999

収穫

9月末〜10月初旬。手摘み

土壌

凝灰岩と粘土を含む土壌。

海抜350m、南・南西向き

植樹密度

サンジョヴェーゼ:3,000-5,000/ha

フォリア・トンダ:5,000/ha

発酵

15日間、温度管理されたステンレスタンクで発酵。その後、果皮を長時間マセラシオン。

熟成

フランス産バリックの新樽で12ヶ月熟成。

生産者より

チェネレントーラ(シンデレラの意)の名はDOCGの代表銘柄、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとヴィーノ・ノビーレ・ディ・モンテプルチアーノの間で脚光を浴びなかったオルチアが努力を惜しまずにブドウ畑やワインの品質向上に励んだ結果、非凡なワインを生む産地として認められるようになったというサクセス・ストーリーをおとぎ話のシンデレラになぞらえたことに由来します。

フォリア・トンダは大幅に剪定を行い、サンジョヴェーゼより酸化しやすいため、別々に醸造します。樽はよくトーストされたバリックを選択しました。

評価

2005年版 ヴェロネッリ ― ドゥエ・ステッレ(★★)

アルコール度数

14%

年間生産本数

10,000

ヴィンテージ

2002















































フォリア・トンダ種について
シエナ地方南部原産の伝統的なブドウ品種。1世紀ほど前から使われなくなったが、1990年代にイタリア国内でこの品種を使った醸造が実験的に行われた。
1999年の春に、トスカーナの州立実験農場から、すべての接ぎ穂がドナテッラ・チネッリ・コロンビーニの畑に移された。フォリア・トンダという名前は、ほぼ円状の独特な形の葉に由来する。
最初のDNAテストの結果では確認できなかったが、実際のところプティ・ヴェルドに良く似たブドウ品種。
フォリア・トンダをサンジョヴェーゼ・ブルネッロとブレンドすることで、サンジョヴェーゼのエレガントさにパワーが加わる。