ワインショップ飛附屋・トップイタリアワイン・アブルット州バローネ・コルナッキア家

【Barone Cornacchia:バローネ コルナッキア家】

アドリア海に面するアブルッツオ州の海岸域にあり、北隣のマルケ州とのほぼ州境よりに600年以上代々続いている生産者で、同じモンテプルチャーノ ダブルッツオでも非常に恵まれた地域で造られています。全体で42haの畑を所有し、海抜240mの高所の好ましい気候の条件で栽培されています。栽培する品種の内訳は、38haがモンテプルチャーノ、2haガカベルネ ソーヴィニオン、2haがトレッビアーノです。イタリアの生産者としては規模が小さく、限られたスタッフで手作業を重視した、しっかりした造りをしています。バートン アンダーソンの「ポケットブック イタリア・ワイン」に「信頼に値する生産者」として、ロバート パーカーJr.にも高い得点が付けられ紹介されています。今やこの地域で最も注目される生産者として世界中からの需要にほとんど応じきれない状況です。2003年からコルナッキアが所有するエリアは全て、Montepulciano d`Aburuzzo Colline Teramane(コッリーネ テラマーネ)D.O.C.G.に指定された区域に入ることになりました。モンテプルチァーノ ダブルッツオの地域が全てD.O.C.G.指定区域に入るわけでなく、このことからもコルナッキアの所有する畑がとても良いことがわかります。
(2007年10月)
  
ピエロ コルナッキアから2人の子供、フィリッポ コルナッキア(左)、カテリーナ コルナッキア(中央)がワイナリーを引き継ぎました。
さらにエノロゴのゴッフレード アゴスティーニ(右)を迎え、コルナッキアのアイデンティティを守りながら新たな要素がワインに加わりました。
(2017年6月)

赤ワインの醸造についての変更点
@発酵、マセラシオンを長くした。
(変更前):1週間〜10日間
(変更後):28度以下にコントロール(父の時代は自然に任せていたので32〜33度になることもあった)しながら2週間。
発酵恩田が高すぎると、香りを失ってしまうが、28度に保つことで、よりエレガントな香りを生み出すことが出来る。
Aデレスタージュを行う。(発酵初期にマストを抜いて、別のタンクに移動して、さらに戻す作業)
マスト(液体)を抜き、果帽はタンクの底に残して果皮や種を一旦、空気に触れさせ、アルコール発酵が終わったら、タンクのふたを閉め、果皮と一緒に、2週間ほど置きます。
これをすることによって種から粗いタンニンが抽出されるのを防ぎ、エレガントでなめらかになります。
Bより良いブレンドにするための作業工程
アゴスティーニのアドバイスの元、全ての行程で厳しい手順(ルール)を決め、以前よりも、タンクや樽からの分析をより多く行うようにしました。
このルールは、ワイン(ブレンド)によって異なり、それぞれのワインに合った手順を取ります。

2011年ヴィンテージから、コンサルタントを務めるゴフレード アゴスティーニの影響がワインに現れています。
コルナッキア家は、既にアブルッツォのトップ生産者として認知されており、今更スタイルの変更は必要ないと誰もが思って忌ましたっが、世代交代した子供たちは、さらなる発展を目指していたのです。
集約があり、果実も綺麗でリッチなスタイルを目指してきました。
「一番に考えたのはクリーンな味わい。二番目は香りの強さ。そして、口に含んだときのインパクト。」(フィリッポ談)
このワインをひとたび飲めば、その進化に感動せざるを得ません。
(2015年4月)

3つの哲学
@受け継いできた土地へのリスペクト
先祖代々受け継がれたこの土地の特製を理解し、この土地でしかできないワイン造りをすることを大切にしています。
A品質を向上させるための改革
これまでの長い伝統を大切に継承しつつ、祖父や父が行ってきたように、さらなる品質の向上に向けて前進してゆきたいと考えています。
B有機栽培
自然を大切にしながら、私たちの大切な土地に情熱と愛情を注いでゆきます。
イタリア国内で、ワイン洋舞銅に対しての有機栽培に関する法律が整ったとき、
すぐに認証を取得することを決めました。
とは言っても、認証の取得に必要な規定で決まっていることは、私たち家族がずっと昔からやってきた、当たり前のことばかりでした。
ですから、有機栽培の認証を取得すると言うことは、商業的な目的ではなく、あくまでも土地に対してのリスペクトを払う中で、とても自然な流れだったのです。
 葡萄の樹に浸透生のある除草剤や殺虫剤は使用しません。
また、病害対策として、5月下旬から8月の上旬には銅と硫黄のみを使用します。
これらは葡萄の樹全体に吹き付けるのではなく、葉や房の必要な部分にのみ使用。肥料もオーガニックのものを使用しています。
 または竹には、自然のまま草を生やしています。
草を生やしておくことによって、土壌の水はけが良くなり、生物多様性の観点からも非常に大切な役割を果たしていると考えているからです。
更には、ワイナリーにはソーラーパネルを設置し、自分たちが使用するエネルギーは自分たちでまかなっております。
このようなソーラーパネルをワイナリーに設置したのは、テーラモ県では私たちの父が初めてだったそうです。
特別な条件が整った、恵まれた土地
@古くから所有する、南東向きの土地
先祖代々、広大な土地を引き継いできたため、より葡萄栽培に適した土地での葡萄造りが可能です。     
たとえば、もし新たに同じ条件の畑を手に入れようとしても、既に他の生産者に所有されている畑をは難しいでしょう。
A海抜240mの丘陵地帯
夏の暑い日でも畑には常に爽やかな風が吹き抜け、葡萄が加熱することを防いでくれます。
B海から僅か15km
海から生み出される穏やかな気候の恩恵を受けることが出来ます。
Cグランサッソの麓に近い立地条件
畑の内陸側にはグランサッソがそびえ立っています。
更には竹により近い位置には2つの対になっている山があり、これらの山々が悪天候を遮り、
私たちの畑を守る役割を果たしてくれているのです。
D石を含む石灰質の土壌
ワインに複雑味をもたらし、特に白ワインにはミネラル感を与えてくれます。




I−987 2021 Poggio Varano Trebbiano d`Abruzzo Macerato
ポッジョ ヴァラーノ トレッビアーノ ダブルッツォ マチェラート 750ml 
《白・オレンジ》【辛口】
国/地域等:イタリア/アブルッツォ
等級:D.O.C.
葡萄品種:トレッビアーノ ダブルッツォ100%
熟成:ステンレスタンクで澱とともに12ヶ月
有機認証:ICEA、ユーロリーフ



この「マチェラート」は赤ワインと同じように果皮や種と一緒に32日間のマセレーション(浸漬) させたワインです。
カテリーナとフィリッポの祖父、アレッサンドロはこのような方法でトレッビ アーノを造っていたそうです。
祖父へのオマージュから誕生したのがこのワインです。
2019VTをス ペシャル エディションとして生産し、この2021VTからは上級品の「ポッジョ ヴァラーノ」とし て生産しています。
輝きのある濃い黄色、熟した果実やドライフルーツの複雑なアロマの後から、 ミントやセージなどのハーブの要素が感じられます。
丸みのあるやわらかな口当たりがあり、豊か な個性が感じられます。
余韻には心地よいアーモンドを思わせる苦みがあります。
手摘みで収穫し た葡萄を除梗、破砕し、ステンレスタンクに入れ、16〜18度に温度コントロールしながら、天然酵 母で果皮と一緒に発酵させます。
発酵が終わったら、やわらくプレスしラッキングを行い、ワイン を果皮や種から離します。
その後、ステンレスタンクで澱と共に熟成させます。熟成期間中、定期的 にバトナージュを行い、澱を攪拌させます。
さらに6ヶ月瓶熟させてからリリースします。

                   4,180円(本体価格3,800円)















赤ワインかと思うほどしっかりと濃い色
IA−039 2023 Cerasuolo d´Abruzzo Superiole
チェラズオーロ ダブルッツォ スペリオーレ 750ml 
《ロゼ》【辛口】
国/地域等:イタリア/アブルッツォ
等級: D.O.C.
生産者:バローネ コルナッキア
葡萄品種: モンテプルチャーノ

畑の標高は
240m、小高い丘の斜面にあります。土壌は 石の多い石灰岩質土壌です。
植密度は 3,700本〜4,000本 /ha。
収穫は 9月の末に、手摘みで選別しながら行います。
収穫した葡萄を除梗、破砕した後、やわらかく圧搾します。
8度で 24時間置き、澱下げをします。
アルコール発酵は 16度から 18度に温度コントロールしたステンレスタンクで行います。
翌年の 1月末までステンレスタンクで熟成させた後、 2月にボトリングします
。輝きのある濃いチェリーレッド。チェリーやバラの花を思わせるフルーティーでフローラルな強いアロマがあります。
口に含むと非常にフレッシュで、とてもバランスの とれた味わいです。心地よいフレイバーがいつまでも続きます。

                    1,980円(本体価格1,800円)
                    








《ガンベロ ロッソ 2015で赤の2ビッキエリ*(*マークはコストパフォーマンスの高いワインを示す)》  
I−716 2023 Trebbiano d`Abruzzo
トレッビアーノ ダブルッツォ 750ml  
《白》【辛口】
葡萄品種:トレッビアーノ(100%)
栽培:オーガニック認証あり(ユーロリーフ)

2.5haの自社畑で有機栽培された葡萄から造られています。
畑は石灰岩質土壌で、標高240mに位置します。
収穫は手摘みで行います。
アルコール発酵前に8度でスキンコンタクトを約8時間行います。
アルコール発酵はステンレスタンクで16度にコントロールしながら約12〜14日間行います。
白い花を思わせる華やかな香り。
クリーンでピュアな果実味。
フレッシュでとてもバランスの良い味わいです。

    2,090円(本体価格1,900円)








<カテリーナのコメント>
私たちが造るトレッビアーノの一番の特徴は、樹齢が80年の古木だと言うことです。
樹齢が高いため収量は低いですが、その分濃縮度の高い葡萄が育ちます。
また、トレッビアーノの多くは平地に植えられていますが、コルナッキアのトレッビアーノは丘陵地帯で栽培されています。
そして、醸造にはフリーランの一番搾りの果汁のみを使用。
シュール リは4ヶ月行い、その間はバトナージュをして澱を撹拌させています。
こういった理由から、凝縮感のある特別なトレッビアーノ ダブルッツォが出来上がるのです。
また、ヴィンテージについてですが、2015年は本当に素晴らしいヴィンテージでした。
雨が降った時期から、葡萄の成熟具合まで、全ての面に置いて完璧な年となりました。


    







《生産量は5,000本!クリーンで、綺麗な果実味より深いアロマを追求したペコリーノ》
I−717 2022 Villa Torri Pecorino
ヴィッラ トーリ ペコリーノ 750ml  
《白》【辛口】
葡萄品種ペコリーノ(100%)

有機栽培された葡萄から造られています。
土壌は石の多い石灰質土壌です。
収穫は畑で選別しながら手摘みでおこないます。
アルコール発酵前に8度でスキンコンタクトを8時間行います。
アルコール発酵はステンレスタンクで14〜16度に温度コントロールしながら約10〜12日間行います。
輝きのある黄色、凝縮された豊かな果実のアロマの中にミネラルの要素。
しっかりとした酸が全体を支え、非常にフレッシュで持続性があります。

    2,530円(本体価格2,300円)




<カテリーナのコメント>
ペコリーノは、アブルッツォ州とマルケ州の土着品種です。
特徴は葡萄の房は小さく、濃縮缶があること。
暑い年は果皮がしっかりと色づくため、ワインの色も濃くなります。また早熟タイプの品種で、8月末には収穫が行われます。
味わいの特徴は、ミネラル感や、旨味の強さですが私たちのペコリーノは、
石灰質土壌の畑で育っていることから、よりミネラル感がはっきりと感じられるかと思います。
一般的にペコリーノを使ったワインはI.G.T.が多い中、
私たちのペコリーノはコントログエラD.O.C.と言う、非常に限られたエリアで栽培されています。
また、ペコリーノ コントログエラD.O.C.でありながら指折り数えるほどしかありません。


    






《ガンベロ ロッソ 2014で赤の2ビッキエリ*(*マークはコストパフォーマンスの高いワインを示す)》
I−35 2018 Montepulciano d`Abruzzo
モンテプルチアーノ ダブルッツオ 750ml 
《赤》【ミディアムボディ】等級:D.O.C. 
生産者:バローネ コルナッキア家
葡萄品種:モンテプルチャ-ノ ダブルッツォ(90%) サンジョベ-ゼ(10%)

発酵は4〜5日の短期間で行い、タンクで熟成します。その間3回澱引きを行い、その後、スロベニア オ-クの樽で5〜6ヶ月熟成します。
ほとんど透けて通らないしっかりとした濃い赤色で、かすかに甘さを感じる力強さと、熟成できる逞しさ、またしなやかさ、滑らかさもあります。
イタリア国内でも諸外国でも高く評価されて、まだ瓶詰めされていないワインまでもう既にすべて予約済みです。

ヴィニタリーの会場で、ガンベロ ロッソの審査員がブースに立ち寄り試飲して、「どの生産者よりも葡萄の味わいが感じられるワインだ」と褒めていたそうです。

             2,090円(本体価格1,900円)   






<フィリッポのコメント>
今日、多くの生産者によって栽培され、広く知られている「R7]というモンテプルチャーノのクローンがあります。
実はこのクローンのオリジナルは、1969年にバローネ コルナッキア家の畑から採取されました。
「R7]の特徴は、質の高いタンニンがあり、長期熟成に非常に向いている点です。
葡萄は10月前半から中旬に収穫、アルコール発酵はステンレスタンクで行い、熟成は30hlのスラヴォニア産
オークの大樽で8〜10ヶ月。その後ボトルで3ヶ月熟成します。
本日皆様には2013年ヴィンテージをお試し頂いております。
しかし、実はイタリア国内を含む欧州のマーケットでは、2015年ヴィンテージを販売しています。
何故かと言いますと、ワインをボトリングした後、
イナバに出荷するワインのみを特別に私たちのセラーで寝かせることによって、よりの見頃を迎えたものを日本の皆様に提供させて頂いているからです。
また、スタンダードレベルに限らず私たちが造る、モンテプルチャーノ ダブルッツォ全てを同様に、特別に熟成をしてからイナバへと出荷しています。
このワインの特徴は、なんと言っても、あっという間にボトルが1本開いてしまうような飲み心地の良さ。
どのようなお食事との相性も良いのですが、今回の初めての来日で、
和食との相性がとても良いと言うことが解りました。
(2017年6月来日)
















<カテリーナのコメント>
こちらは、私たち姉弟の「新しいワインを造りたい」という思いから出来た、2015年がファーストヴィンテージの新しいワインです。
先ほどと同じモンテプルチャーノ100%と言っても、スタイルが全く異なります。
何が違うかと言いますと、まず醸造にはステンレスタンクのみを使用しています。
8度にコントロールしながら定温でマセラシオンを行った後、アルコール発酵はステンレスタンクで26度にコントロールしながら行います。
熟成もステンレスタンクで6ヶ月。
また収穫の時期も他のモンテプルチャーノ ダブルッツォ床となり、城葡萄を収穫したすぐ後に、早めに収穫を行います。
こうすることにより、フルーティで、タンニンが柔らかいワインが出来上がるのです。
こちらは赤ワインですが、14度ほどに冷やして夏にも楽しんで頂きやすい赤ワインです。






















<カテリーナのコメント>
ポッジョ ヴァラーノは、その年ごとに、よりよい葡萄をセレクションして造るワインです。
収穫は、遅めの10月下旬に行います。
これは、葡萄がより成熟するのを待つためです。
こうすることで、出来上がるワインはとても凝縮していて、骨格のしっかりとした味わいとなります。
マセラシオンは約10日間行い、発酵後、300Lや550Lの大樽で熟成を行います。
何故大きな樽を使うのかというと、
樽のニュアンスが前に出すぎないようにするためです。
ですから、新樽は使用しません。
適度に樽を用いることによって、よりタンニンが柔らかくなり、まろやかさをもたらしてくれます。
香りの中には、熟した果実のニュアンス、スパイスの香りが感じられます。
味わいがしっかりとしたお料理、たとえばお肉や、熟成したチーズなどとの相性はとても良いかと思います。
サービス温度は16〜18度をお薦め致します。
















モンテプルチャーノの品種の個性や特徴が最も表現されたワインです。
I−59 2017 Montepulciano d`Abruzzo Vigna Le Coste
モンテプルチアーノ ダブルッツオ ヴィーニャ レ コステ 750ml 
《赤》【フルボディ】等級:D.O.C. 生産者:バローネ コルナッキア家
葡萄品種:モンテプルチャ-ノ ダブルッツォ
樹齢:57年

単一畑ヴィーニャ レ コステは、アドリア海から15kmの距離、海抜200mの高さにある
太陽が朝から夕方まで当たる斜面の畑で、葡萄樹の樹齢は57年。
土壌は石灰質と粘土が混ざり、とても水はけが良い好条件です。
葡萄の栽培や収穫、製造方法はポッジョ ヴァラーノとほとんど同じですが、
そのため、繊細でエレガントなスタイルに仕上がっています。
とても濃い赤黒色で凝縮された果実の風味があります。
これほどソフトで目の詰まったワインは、簡単には見つけられないでしょう。
とても長い寿命を持っています。

                      3,080円(本体価格2,800円)  
                          


<カテリーナのコメント>
レ コステはクリュ(単一畑)です。
畑は丘陵地帯で風通しの良い、とても恵まれたところに位置しています。
こちらのワインは、モンテプルチャーノの品種の個性や特徴が最も表現されているワインです。
タンニンがしっかりとありつつも、そこに柔らかみを感じられるかと思います。
こちらも収穫は10月下旬に、葡萄がしっかりと成熟したタイミングで行っています。
また、マセラシオンも長めに10日ほど行います。
ステンレスタンクでの発酵後、熟成には30HLのスラヴォニア産の大樽で2年。
さらにボトルで6ヶ月熟成させています。


  










I−455 2005 Montepulciano d`Abruzzo
モンテプルチアーノ ダブルッツオ 3000ml   
《赤》【ミディアムボディ】等級:D.O.C. 生産者:バローネ コルナッキア家
葡萄品種:モンテプルチャ-ノ ダブルッツォ(90%) サンジョベ-ゼ(10%)

モンテプルチアーノに10%のサンジョヴェーゼを加えています。発酵は4〜5日の短期間で行い、タンクで熟成します。
その間3回澱引きを行い、その後、スラヴォニア オークの樽で5〜6ヶ月熟成します。
ほとんど透けて通らないしっかりとした濃い赤色で、微かに感じる力強さと、熟成できるたくましさ、またしなやかさ、滑らかさもあります。
「ガンベロ ロッソ」で1ッ星、「ドゥエミラヴィニ」で2房、「エスプレッソ」で15点、「ヴェロネッリ」で1ッ星/84点、「ルカ マローニ」で79点
  限定です(1本のみ)

                 6,300円(本体価格6,000円)

 (3,000mlの瓶の大きさを比較するために通常サイズ750mlと並べてみました。)
 
2009年2月6日入荷致しました。
★ガンベロ ロッソ社発刊
「l'Almanacco del Berebene2008」 にてオスカー賞を受賞いたしました!!
★『vinid'Italia2008』にて1グラスの評価

価格の上昇によりこの価格での輸入はないそうです。
I−455は、只今売り切れました(2010年11月27日)。ありがとうございました。




I−456 2013 Montepulciano d`Abruzzo

モンテプルチアーノ ダブルッツオ 5000ml  
《赤》【ミディアムボディ】等級:D.O.C. 生産者:バローネ コルナッキア家
葡萄品種:モンテプルチャ-ノ ダブルッツォ(90%) サンジョベ-ゼ(10%)


モンテプルチアーノに10%のサンジョヴェーゼを加えています。発酵は4〜5日の短期間で行い、タンクで熟成します。
その間3回澱引きを行い、その後、スラヴォニア オークの樽で5〜6ヶ月熟成します。
ほとんど透けて通らないしっかりとした濃い赤色で、微かに感じる力強さと、熟成できるたくましさ、またしなやかさ、滑らかさもあります。

  

            11,000円(本体価格10,000円)
II−456は、只今品切れ中(2023年2月23日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。


 (5,000mlの瓶の大きさを比較するために通常サイズ750mlと並べてみました。)
 


















自社で所有するコリーネ テラマーネの中で、最高の5haがヴィッツァッロになります。

I−497 2016 Montepulciano d`Abruzzo Colline Teramane Vizzarro

モンテプルチアーノ ダブルッツオ コッリーネ テラマーネ ヴィザッロ 750ml  
《赤》【フルボディ】等級:D.O.C.G. 生産者:バローネ コルナッキア家
葡萄品種:モンテプルチャ-ノ ダブルッツォ

バローネ コルナッキオの最高キュヴェとして、新たにリリースされました。畑はトッリ ディ トラーノヌーヴォにあり、標高240m、石灰石土壌です。
面積は僅か5haです。葡萄は10月中旬に収穫しました。皮とともに10日間マセラシオンし、ステンレスタンクで20〜25日間発酵しました。
初めに6ヶ月間タンクで、さらにスラヴォニアの樽で14ヶ月間、アリエとヌヴェール産バリックで8ヶ月間、ボトルで6ヶ月間熟成しました。
2003年がファースト ヴィンテージです。
生産量は僅か5,000本でした。ラベルに入っている絵はコルナッキア家の紋章です。

            3,520円(本体価格3,200円)  








<カテリーナのコメント>
私たちが造る、トップクラスのモンテプルチャーノ ダブルッツォです。
「ヴィッツアッロ」というのは、私たちの祖父である、バローネ フィリッポ ヴィッツアッロ コルナッキアと言う名前から取っておりまして、
ヴィッツアッロは彼のミドルネームです。
1900年代の前半、祖父が「よりよい場所を」と選んで植えたモンテプルチャーノの畑を、現在ヴィッタッロとしています。
私たちが所有している畑の全てがD.O.C.G.に含まれているにもかかわらず、一部のワインしかD.O.C.G.として造っていないと言うのには、
よりよい品質へのこだわりがあるからです。
収穫は10月の下旬に行います。
マセラシオンは15〜20日間。発酵後、果皮を取らずに1ヶ月ほど密閉の状態にしておきます。
アメリカンオーク樽で24ヶ月、30HLのスラヴォニア産大樽で12ヶ月、合計3年間樽熟成を行い、さらにボトルで6ヶ月熟成させています。
他のワインに比べてより複雑実があり、モンテプルチャーノの品種の個性や特徴6の特徴のひとつでもある
プラムのニュアンス、胡椒のようなスパイスやたばこ様のニュアンスも感じられます。
私たちがワインの中に求める“エレガントさ”我欲表現されており、全体のバランスも素晴らしいワインに仕上がりました。
 さて、このコッリーネ テラマーネD.O.C.G.が誕生したのは、2003年のことです。
それまでには、私たちの父を含むこのテーラモ県の生産者が集まり、皆で協力を続けたという背景があります。 
彼らは15年以上に渡って一丸となり、イタリアの農林水産省に掛け合った末にD.O.C.G.昇格を実現させたのです。
彼らの原動力は、「テーラモ県で出来るモンテプルチャーノ ダブルッツォはたとは全く違った、より高品質なワインだと言うことを証明したい」
と言う強い思いでした。
私たちの世代になっても、このコッリーネ テラマーネD.O.C.G.後でワイン造りが出来ると言うことを、大変誇りに思っています。