ワインショップ飛附屋・トップイタリアワイン・エミリア・ロマーニャ州アツィエンダ アグリコーラ モーロ ディ リナルド リナルディーニ

【Azienda Agricola Moro di Rinaldo Rinaldini:アツィエンダ アグリコーラ モーロ ディ リナルド リナルディーニ】

ランブルスコの生まれ故郷は、イタリア半島を南北に分かつように東西に横たわるエミリア・ロマーニャ州です。エミリア・ロマーニャといえば、パルマの生ハム(プロシュート・ディ・パルマ)、ボローニャハム(モルタデッラ・ディ・ボローニャ)、パルメザン・チーズ(パルミッジァーノ・レッジァーノ)、モデナのバルサミコ(アチェート・ディ・バルサミコ・ディ・モデナ)など、豊かな食材の宝庫として知られます。北イタリアと南イタリアの料理が出会うエミリア・ロマーニャの料理は、そのバラエティの豊かさは、イタリア料理のなかでも随一と言われています。
州都・ボローニャにある世界最古の大学、歴史的遺産を数多く残す都市群、また偉大な音楽家のヴェルディやトスカニーニ、映画監督のフェッリーニやベルトルッチを輩出し、文化的にも非常に成熟した土地柄として知られています。

レッジオ・エミリアとパルマの中間、マチルデ丘陵のふもとに、モーロ・ディ・リナルド・リナルディーニが所有する15ヘクタールのブドウ畑があります。ブドウ畑に囲まれたワイナリーに続く私道を進むと、1884年に建造された古い建物が目に入ります。ここでは小さなワイン博物館とテイスティング・コーナーが設けられています。また、ここ数年の間にワイナリーは少しずつ規模を拡大しており、フランスのシャンパーニュ地方にあるメゾンを彷彿させる地下セラーを充実させました。
ワイナリーを運営するのはリナルディーニ一族。嘗てはホーム・メイドのワインとデリカテッセンで有名なレストランを営んでおりましたが、1960年代後半にフランスのシャンパーニュ製法に則ったワインを造ることを決意、僅か数年でエミリア・ロマーニャ屈指のワイナリーに成長を遂げました。


N.V.Lambrusco Pjcol Ross Metodo Classico
ランブルスコ“ピコール・ロス”スプマンテ・メトッド・クラッシコ 750ml  
《赤》【辛口・発泡】
葡萄品種:ランブルスコ・グラスパロッサ85%、アンチェロッタ10%、メルツェミーノ5%
アルコール度数:12%


レイト・ハーヴェストのブドウを使用。厳密な温度管理の下で発酵、二次発行はステンレス・タンクで行いました。ワインは濃いルビー・レッド゙で、ブドウ特有のレッド、或いはブラック・フルーツの印象が印象的な、広がりのあるアロマを持ちます。フル・ボディで温かみがあり、軽く繊細なタンニンを含んでいます。クリーンな味わいの“ヴェッキオ・モーロ”は、ボロネーゼ・ソース(ミート・ソース)を絡めたパスタや、ローストしたお肉に最適です。「フリッツァンテ」
世界三大テノール歌手の一人、故パヴァロッティ氏が最も愛していた生まれ故郷の銘酒。

            2,940円(本体価格2,800円)


ごめんなさい、只今品切れ中(2011年5月21日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。

◇◆ランブルスコの第一人者、モーロ・ディ・リナルド・リナルディーニ◆◇
ガンベロ・ロッソがスロー・フード協会と共同出版している『ヴィーニ・ディタリア(通称:ガンベロ・ロッソ)』には、次のようにリナルディーニが取り上げられております(一部抜粋):
少し前まで、このワイナリーは1ヘクタールあたりの株数を低く抑える代わりに、非常に高い収量をもたらすブドウから
ワインを生産してきた。しかし、リナルディーニは株数を増やすことによって1株あたりの収量を抑え、周囲のワイナリーが
より安価で、より簡素なサージ・タンクを用いワインを造ろうと方向転換を図っていた時期に、敢えてメトッド・クラッシコ
(シャンパーニュ製法)に則った白、そして赤のスパークリング・ワインを造ろうとしていた・・・。

ランブルスコ造りに拘るリナルディーニのランブルスコは、大量生産のランブルスコにありがちな画一的なものとは全く異なります。ソフトで滑らかな泡立ち、個性的な香り、そして風味豊かな味わいこそ、ランブルスコの醍醐味と言えましょう。