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ドメーヌ・マタッサは2001年に3名の共同経営者の下ではじまりました。世界30カ国でワインコンサルタントを務める、マスター・オブ・ワイン及びワールド・インターナショナル・ワイン・チャレンジ会長であるサム・ハロップ、ルーション地方の先駆者、ジェラール・ゴビの妹、ナタリー・ゴビ、そしてナタリーの夫でサムの親友でもある、トム・ロブの3人です。マタッサとは旧カタラン語で“森の下草”を意味し、畑は森で囲まれています。ラベルには日本語の漢字で「森」と記されていますが、これは3人の経営者を意味する3本の木と、森で囲まれた環境をサインとして示したものです。
マタッサの畑は標高450−600mの高い位置にあり、乾燥し熱いこの地域でもフレッシュさをワインに与えます。また土壌は片岩と花崗岩で構成され、ミネラルが溢れるワインとなっています。収量は驚く程低く、1ヘクタールにつき10hlであり、これはブルゴーニュの優れた生産者の3分の2以下の収量になります。ドメーヌ全体の生産量は、すべてのキュヴェをあわせても(5)18000本です。また近年の傾向である、高いアルコール(タンニンをより抽出するため遅摘みになり、熟しすぎたワイン)で個性を失っているワインに反対し、テロワールの個性を表現している果実の風味溢れるワイン造りにこだわっています。Phもルーション地方の平均的なものより0.4ほど低く酸とミネラルが溢れ、この地方でも古樹から素晴しいワインが造れることを証明しました。よりテロワールを表現しているワインを造るためビオディナミを採用していますが、あくまでも求めるものは卓越した味わいであり、より安定した質の高いワインを造る為、軽くフィルターにかけています。畑での作業はトラクターを使用せず、つるはしを使って耕作するなどすべて手作業で行っています。農薬や除草剤は一切使わず葉食い虫などの抑制には、ガーリックを使用し、また植物の健康増進のためにトクサ属の"ティー"(コンポストの一種)など植物をベースとした方法を用いています。ブドウ樹の間にはローズマリーなどさまざまな植物が生長し、そのことが土壌に多様な微生物の生息を促し、最終的にはブドウ樹が土中の無機質を吸収し豊かなブドウが実るようになります。ここでのワイン醸造が目指しているのは、出来得る限り自然にまかせるという事で、唯一添加されているのは、少量のSO2のみ(発酵前と瓶詰め時)です。
2004 Matassa
マタッサ レッド (2004) 750ml
《赤》【フルボディ】生産者:ドメーヌ マタッサ
葡萄品種:グルナッシュ(70%)、カリニャン(15%)、ムールヴェードル(15%)
ドメーヌ・マタッサはビオディナミ農法をおこなっている農園です。
高い醸造技術を持つ造り手として知られるトム・ルッベとニュージーランド人の生産者で、
ニュージーランド、アメリカ、オーストラリアでワイン醸造の経験を持ち、マスター・オヴ・ワインの称号を持つサム・ハロップが共同経営し、生産しているワインです。
殺虫剤、除草剤、などの化学薬品は一切使用せず、ワイン醸造の過程で育まれる間、添加剤なども加えられません。
マタッサのワイン造りの重要な要素はバランスです。
7,560円(本体価格7,000円)
ごめんなさい、只今品切れ中(2015年9月28日)です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。