ワインショップ飛附屋トップ>フランスワイン・コート・デュ・ローヌ>ローヌ北部>パスカル・ペリエール家
1525年からワイン造りをする生産者で、現在パスカル ペリエ(57歳)が引き継いでいます。13歳からワイン造りに携わっていて、既に50歳を過ぎている彼は未だ独身で、ワイン造りのほとんどを一人でこなしている為、自家生産は12,000本が限界で、残りは樽売りしてしまいます。70%は海外へ輸出され、30%が国内消費だそうです。彼に醸造行程を聞いていると、まるで時間がここだけ止まっているかのような錯覚を覚えました。ただはっきりと言えることは、これほどまでにクラシックスタイルを守り続ける彼のワインは、もちろん入手が非常に困難な貴重品です。
この14.4エーカーの葡萄園では、赤のサン ジョゼフしか生産されていないが、その赤には二つのキュヴェがある。ドメーヌ・ド・ガションと言うレギュラー・キュヴェは計り知れないほど印象的なものである。キュヴェ・ド・コロンジョンは、テイスティングはおろか、みたこともない。パスカル・ペリエが非常に強烈な、凝縮したワインを信条としているのは一目瞭然である。 ★★★★ ロバート パーカーJr.「ローヌ ヴァレー」
「時間が止まったようなパスカル ペリエのセラーで飲み頃になってから出荷された、とっておき。」
FA−682 1991 Saint Joseph
サン ジョセフ 750ml
《赤》【フルボディ】 生産者:パスカル ペリエール 葡萄品種:シラー
パスカル ペリエールはどの年も全てを売り切らず一部を残して、飲み頃になってから出荷しています。今までに経験したことのない様な、複雑なアロマ。フルーツの甘い香り、干しイチジクやレーズンの濃縮した果汁香、チェリーやカシスのジャム様の香りもあります。骨格はもちろんしっかりしていて、色も若々しく、まだ枯れた感じはほとんどありません。古典的な味筋を守った、「古き良きオールドファッションスタイル」と言えます。
10,500円(本体価格10,000円)
20%は新品のオークの大樽で熟成されており、アメリカの輸入業者向けに濾過しないで瓶詰めされたものである。壮大な香りがして(ブラックチェリー、ハーブ、甘草、アジアのスパイスを思わせる)、フルボディで、超がつくほど凝縮したワインであり、私がテイスティングしたサン ジョセフとしては最上のもののひとつである。このワインの純粋さや味わいの強さは素晴らしく、見ものであり、フィニッシュは1分以上持ちこたえる。今でも近寄れるが、20年は持ちこたえること請け合いである。 90点 ロバート パーカーJr.「ローヌ ヴァレー」
FA−682は、只今品切れ中(2011年3月29日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。