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《地域》北部地区の西岸,コンドリューの真下
ヴィニョーブルは,ローヌ=アルプスのロワール県及びローヌ県に跨るヴェランのコミューンに位置している(ローヌ右岸)。テロワールは砂混じりの花崗岩土壌。夏は乾燥していて暑く,秋は穏かな陽気。
畑は真南を向いており,日照に非常に恵まれており,また,北風の影響を受けることがない。アペラシオン「シャトー・グリエ」の面積は3.3ヘクタール(1996年の資料に拠る)で,平均年間生産量は71ヘクトリットル。1ヘクタールあたりの(最大)収量は,37ヘクトリットル。
《歴史》自然が為せる見事なテラス状の土地にあるシャトー・グリエは,長い間,重要なブドウ栽培地としてみなされてきた,特異なアペラシオンという立場にある。19世紀初頭,既にシャトー・グリエはフランスはおろか,世界で最も偉大なワインの1つとして分類されていた。
風化したミカに富み,ヴィオニエの栽培に適った土壌は,恐るべき評判を支えてきた。1840年来,ネイレ=ガッシェ一族の所有となっている。
2004 Château Grillet
シャトー グリエ 750ml
《白》【辛口】 生産者:ネイレ=ガッシェ
葡萄品種:ヴィオニエ100%
株仕立てはギヨ・サンプル。長梢に6-7芽を残す。
醸造は、収穫したブドウは,収穫後2時間以内に空気圧式圧搾機でブドウを圧搾。
果汁は,20ヘクトリットルのステンレス・タンクを用い,自然酵母のみを使用し,20-21度で醗酵。引き続き,マロラクティック醗酵を行い,
収穫の翌春に古樽で6ヶ月間熟成。軽い濾過の後,瓶詰めを行う。
ワインのスタイルは、透明感と輝きのあるライト・イエローのローブ。桃やアプリコット,繊細なスイカズラと野生の花のアロマが,クラシックなヴィオニエを先導している。
そして,複雑なエキゾチック・フルーツやスパイス,ミネラル感を伴うフレーバーが台頭してくる。
シャトー・グリエは隣接するコンドリューと比べると,ややドライで,締まった印象を覚えるが,
常に魅力的なワインで,良好年では,見事なまでのエレガントさとフィネスを持ち合わせている。
味わいは芳醇で肉付きが良く,滑らか。時間の経過と共に,ソフトで円やかな味わいが一層際立ってくる。
マリアージュ:軽く冷やし,オリーヴと共にアペリティフで。シャトー・グリエは,ワインが若いうちに賞味し,そのフレッシュな味わいを堪能するも良し,7年ほど熟成させてから賞味しても良い。
16,800円(本体価格16,000円)
ごめんなさい、ただいま品切れ中(2013年8月17日)です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。