ワインショップ飛附屋トップフランスワイン・コート・デュ・ローヌローヌ南部シャトー・ルドルティエ

【Château Redortier:シャトー ルドルティエ(エティエンヌ ド マントン家)】

シャトー ルドルティエの歴史は古く、1600年代には重要な要塞で、18世紀前半には大部分を破壊されてしまいました。1956年、現在の所有者エティエンヌ ド マントンによって全ての建物を復旧し、葡萄を植えました。シャトー ルドルティエは海抜400mの山の山頂に近い所にあり、ローヌ南部には珍しくほとんどの畑は急斜面にあります。ベストセラーになり、英国でTVドラマ化されたピーター メイル著「プロヴァンスの12ヶ月」の中のボーム ド ブニーズの小高い丘の上のシャトーというのは、明らかにこのルドルティエを指すものと思われます。また、山の懐のレストランを買い取って経営しています。「レストランはワインが高すぎてとても頼む気にならないので、自分でやろうと思ったのです。」おいしいワインが安く飲めると地元で評判になり、いつもお客さんでいっぱいです。現在、サビーヌとイザベルの二人の娘が手伝うようになり、その影響で10%ほど100Lの樽を使うようになりました。

その小さなジゴンダスの葡萄園で、知的な、歯切れの良い男であるマントンは、このアペラシオンで最も印象的なワインのひとつを生産している。・・・彼のワインはこのアペラシオンで最上のひとつである。造りは伝統的だが、ブレンドに比較的高い比率で含まれているシラーが、ワインにより深みのある色と間違えようのない黒い果実の個性を与えている。セメント槽に入れられるのは最長3年で(マントンはジゴンダスに木の味がすることを毛嫌いしているのである)、瓶詰めは濾過せずに行われる。普通は出荷時でもおいしいが、非常に素材に恵まれた、凝縮した、力強いワインである為、特に最高のヴィンテージの場合は、10年強は易々と持ちこたえられるものとなる。小さいが傑出したジゴンダスの葡萄園であり、今より格段に注目されてしかるべきところではある。 ★★★★/★★★★★  ロバート パーカーJr.「ローヌ ヴァレー」より


F-229 2001 Beaumes-de−Venise

ボーム ド ヴニーズ 750ml
《赤》【フルボディ】 生産者:シャトー ルドルティエ
葡萄品種:グルナッシュ(60%) シラ-(20%) サンソ-(15%) カリニャン(5%)
葡萄園面積:22ha 年平均生産量:90,000本

力強く、しっかりしたコクのあるクラシックなロ−ヌの味すじを守ったワインで、現在ボ−ム ド ブニ-ズの赤の中では、おそらく最高の品質と言えます。
インポーター終売につき
当店在庫ラスト1本です。

           2,415円(2,300円)

F−229は、売り切れました。(2007.11/7)大変ありがとうございました







FA-18 2001 Beaumes-de−Venise Cuvée Speciale

ボーム ド ヴニーズ キュヴェ スペシャル 750ml
《赤》【フルボディ】 生産者:シャトー ルドルティエ
葡萄品種:グルナッシュ(60%) シラ-(30%) サンソ-(10%) 

キュヴェ スペシャルはノーマルのボーム ド ヴニーズよりも葡萄の選別を厳しく行っています。さらにマセラシオンを5課ほど長くしているため、アルコール度数も高めで、よりパワフルなワインになっています。`98年に、「クラスマン2002」で8ポイントが付けられています。重量感のあるノルマンディーボトル(かつてローヌワインに使われていた)に詰められています。

              2,940円(本体価格2,800円)

   
FA−18は、只今品切れ中です(2009年1月6日)。入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。






FA−884 2000 Beaume de Venise Cuvée Prestige
ボーム ド ヴニーズ キュヴェ プレスティージュ 750ml  
《赤》【フルボディ】 生産者:シャトー ルドルティエ
葡萄品種:シラ-(60%) グルナッシュ(40%)


この生産者の造る最上級ワインで、シラーの比率が高くなっています。
マセラシオンはノーマルよりも長めの18日間行います。
とても濃い色で、シラーとグルナッシュのバランスが絶妙です。がっしりとしたボディ、タンニンも充分で、葡萄の皮の裏側に付いた果肉を思わせる濃厚な果実の風味が感じられます。高級感のあるスペシャルボトルに詰められています。


          4,200円(本体価格4,000円)

テイスティングコメント    2,007/12/12試飲(インポーター情報)
色合い・・・濃いルビーレッド。エッジまでしっかり色素有り。シラーの影響力か、中心も透けない黒紫。
香り・・・グラスに注いですぐは陰にこもったようなスモーキィな香り。スワリングによって一気に閉じていた香りがあふれ出す。なめし革、ビターチョコ、ポートのような甘く濃い香り。飲まずして目の詰まった濃いワインだと認識できる。
味わい・・・肉厚でジューシィ。タンニンもあるが角が取れ、良く熟している。後から後から旨味が押し寄せる。こんなに美味しくなっていたのか!!
VDNやアマローネのような甘みも感じられ、まさに冬に飲みたいワイン。
こんな料理に・・・長時間煮込んだシチュー、熟成したウォッシュチーズ、食後にチョコレートと一緒に
クニカルデータ・・・今飲み頃のワインであり、2〜3年後も楽しみ。

再入荷なし、インポーター最後の10ケースのうちバラ6本確保、これぞクラシカルローヌ シャトー ルドルティエ
FA−884は、只今品切れ中です(2008.1/18)。入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。