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【TARDIEU　LAURENT：タルデュー　ローラン】

南フランスでレストランのワインメニューを作っていたミシェル・タルデューとブルゴーニュの醸造家ドミニク・ローランが共同出資して設立したのが、このタルデュー＝ローランです。ワイン造りで共鳴した二人はＬＯＵＲＭＡＲＩＮのシャトーの岩盤をくりぬいたカーヴを借り受ける幸運に恵まれ、最高の条件でのスタートをきりました。
１９９４年にファーストヴィンテージをリリース、続く１９９５年ヴィンテージがローヌの歴史的な当たり年という好条件も加わり、この小さなネゴシアンのワインは一気に世界中の注目を浴びるようになりました。アリエ地方の樹齢２００年のオーク樽を厳選し、あぶり加減も極力控えて造った樽を使用しています。また、樽塾は２年間行われ、最初は全てのワインが新樽に入れられます。澱引きは瓶詰め前を含め２回行うのみでポンプは使用せず重力を利用しています。その後、最初に澱引きした澱は再度樽に戻されます。これは彼が澱引きが澱を取り除く為に行う作業でなく、ワインを空気に触れさせる為だと考えるからです。またボトリングの作業は大変に手間がかかり、４人で一日に３樽程度しかできませんが、ワインを疲れさせない為には欠かせない作業だと彼らは考えています。
通常では手に入りづらい貴重なキュヴェを譲り受けることが出来るのは、ミシェル・タルデューの人柄であり、信頼される取引先として広く認められていると言うこと、さらに彼らの造り上げるワインの質が非常に良い為に、彼らのワイン造りの秘訣を聞き出そうという思惑もあります。ミシェル・タルデューは自身のワイン哲学を次のように語ります。「最良のワインを造るには良く熟した最良の葡萄を得ることが重要である。私は優秀な醸造家になるよりも、優秀な耕作者になることの方がはるかに難しいことだと考える」
（２００７年版）



２００１　Côtes　du　Rhône　Guy　Louis　Rouge
コート　デュ　ローヌ　ギュイ　ルイ　ルージュ　７５０ｍｌ
《赤》【フルボディ】　生産者：タルデュー　ローラン
葡萄品種：グルナッシュ（50％）、シラー（40％）、ムールヴェードル、カリニャン（10％）

タルデュー・ローランのコート・デュ・ローヌ・ギュイ・ルイは毎年のようにコート・デュ・ローヌのワインのトップのひとつである。
濃厚なルビーから紫色の２００１年は、甘い黒い果実、花、甘草そしてエスプレッソのセンセーショナルなアロマを呈している。
フルボディで、爆発的に果実味があり、複数の次元、多量のグリセリン、そして強い力強さを感じさせず口蓋に柔らかく触れる後味を持ったこのワインはコート・デュ・ローヌに関する全てである。
ブラヴォー！１０年以内に飲むべきだ。
ロバート・パーカー/ワインアドヴォケイト145号より抜粋

　　　　　　　　　　　３，７４０円（本体価格３，４００円）

ごめんなさい、只今品切れ中（２０２１年１月３０日）です。ありがとうございました。