ラ ロゼ ド モンブスケ ７５０ｍｌ
《ロゼ》【辛口】Ａ．Ｏ．Ｃ：ボルドー ロゼ
所有者：ジェラール ペルス
葡萄品種：メルロ（70％）、カベルネ・フラン（20％）、カベルネ・ソーヴィニオン（10％）
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モンブスケは1993年，シャトー・パヴィを所有するジェラール・ペルスがオーナーとなり，一夜にしてスーパー・サンテミリオンに変身した有名なワインで，サンテミリオンの中でも最も凝縮感があるワインの1つ。2006年の格付けでは遂にサンテミリオン・グラン・クリュ・クラッセに昇格した。
ロバート・パーカー『ボルドー第四版』より
シャトー・モンブスケ
1950〜1970年代のモンブスケを平凡で面白みのないワインと認識している人にとっては1994年以降のスタイルや品質の変化にショックを受けるだろう。1990年代半ば以来，ボルドーの主役となり，最も魅惑的なワインの1つとなった。最も華々しい魅力的なフランスワインを造る所有者であるジェラール・ペルスによって，どんなテイスティングでも人目を引く素晴らしいワインとなった。
大きなワイナリーであるモンブスケは，市場で人気を集め，適切な価格を付けられた果実味豊かで，しなやかなサンテミリオンのワインを造ったケール家の誇りであり喜びだった。5〜6年の間に飲むワインだったが，簡単で退屈なワインなことが多かった。
1990年代初めにケール家はスーパーマーケットビジネスで莫大な富を得たジェラール・ペルスにモンブスケを売却した。ペルスはすぐにセラーを新しくし，ミシェル・ロランを醸造コンサルタントに招聘し，サンテミリオンで最も濃縮された素晴らしいワインを造り始めた。葡萄は1エーカー当り2トンという収量に縮小された。ペルスの品質の高いワインに対する献身は1993年という難しいヴィンテージに表われている。1993年のモンブスケはアペラションで最も優れたワインになった。多次元で完成され，15〜20年は熟成可能なサンテミリオンを求めている味の肥えた専門家を満足させる魅力的なワインに仕上げられている。
ＦＡ−８４３ ２００５ ＬＡ Ｒｏｓéｅ de Ｍｏｎｂｏｕｓｑｕｅｔ
ラ ロゼ ド モンブスケ ７５０ｍｌ
《ロゼ》【辛口】Ａ．Ｏ．Ｃ：ボルドー ロゼ
所有者：ジェラール ペルス
葡萄品種：メルロ（70％）、カベルネ・フラン（20％）、カベルネ・ソーヴィニオン（10％）
シャトーモンブスケの醸造中、マセラシオンを数時間行ってからセニエを抜きます。この際のポイントは、ロゼの命となる色が自分たちの望む状態であるタイミングを見極めるのが大切です。自然ににじみ出た葡萄の一番フルーティーな味わいの部分（フリーラン）飲みを醸造しています。発酵温度は25℃〜28℃、醸造は全てタンクで行います。シャプタリザシオンもしていません。タンクのみで3ヶ月熟成させ、軽くフィルター・ファイニングを下あと1ヶ月おいてから、2月に瓶詰めされました。ややオレンジの混ざった軽やかなピンク色、果実味が豊かで大変優秀なロゼです。特に素晴らしいヴィンテージとなったこの｀０５年は、ノンスタビリゼのため、より風味豊かなワインとなっています。
１，８９０円（本体価格１，８００円）
ＦＡ−８４３は、ただ今品切れ中です。入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。
ＦＡ−６３６ １９９８ Ｃｈâｔｅａｕ Ｍｏｎｂｏｕｓｑｕｅｔ
シャトー モンブスケ ７５０ｍｌ
《赤》【フルボディ】
「1998年は最高のワインと考えている。若い時期でもおいしく飲めるワインであり、しかも12〜15年は持ちこたえるはずだ。」
ロバ−ト パ−カ− Ｊｒ．91〜93点
１６，２００円（本体価格１５，０００円）
ＦＡ−６３６は、只今品切れ中（２０１７年９月１８日）です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。
ＦＡ−８５３ ２０００ Ｃｈâｔｅａｕ Ａｎｇéｌｉｑｕｅ de Ｍｏｎｂｏｕｓｑｕｅｔ
シャトー アンジェリーク ド モンブスケ ７５０ｍｌ
《赤》【フルボディ】
葡萄品種：メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソービニオン
シャトー・モンブスケのセカンド・ワインで、しっかりとその味筋を受け継いでいます。
グラン・ヴァンのシャトー・モンブスケは、「ワイン・アドヴォケイト」で２０００年が９５点の好評価を得ています。
「アンジェリーク」は、「天使の」という意味です。
５，７２４円（本体価格５，３００円）
ＦＡ−８５３は、只今品切れ中（２０１４年１０月２２日）です。次回入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。
２０１１ Ｃｈâｔｅａｕ Ａｎｇéｌｉｑｕｅ de Ｍｏｎｂｏｕｓｑｕｅｔ
シャトー アンジェリーク ド モンブスケ ７５０ｍｌ 
《赤》【フルボディ】
葡萄品種：メルロー60%，カベルネ・フラン30%，カベルネ・ソーヴィニョン10%
平均樹齢：38年
サンテミリオンの南西に位置する。32ヘクタールの畑はいくつかの異なる性質の土壌から構成されている
（60〜80メートルの鉄分を豊富に含んだ層からなる砂・粘土土壌、砂利土壌、砂粘土石灰土壌）。
年間平均2,000ケースを製造。
剪定で6芽を残し，グリーンハーヴェスト，除葉を実施。収穫は手摘みで行われる。
温度調整機能付きのステンレスタンクで発酵後，1度使用済みのバリックで18ヶ月熟成。ブレンドは瓶詰めの前に行い，無清澄・無濾過で瓶詰め。
６，１６０円（本体価格５，６００円）
■ワイン・アドヴォケイト200号（2012年4月号）掲載のコメント
2011シャトー・モンブスケ 91-93点
収量は31hl/haで9月16〜22日に収穫が行われた。2011年のモンブスケのアルコール度数は13.9度。メルロー70％、カベルネ・フラン20％、カベルネ・ソーヴィニョン10％のブレンド。テイスティング、ブラインド・テイスティング共に極めてすばらしく、2、3倍高い他の多くのワインより上位に位置づけされる。2011年物はアジアン・スパイスのエキゾチックなノート、黒い果実、トースト、コーヒー豆、木の床のノート。濃厚でミディアムからフル・ボディーワイン。10〜12年寝かせて飲むのが理想的。
■ワイン・アドヴォケイト205号（2013年2月号）掲載のコメント
2010シャトー・モンブスケ 93点
無清澄・無濾過で瓶詰めされたこのワインは，クリスマスケーキやラズベリー，スギのノートがある。スパイスの香りのするフル・ボディーのワイン。ペルスが造るワインにいつも見られるように，肉質，ジューシーで甘いタンニンがある一方，酸味もある。12〜15年もしくはそれ以上楽しむことができる。
■ワイン・アドヴォケイト199号（2012年2月号）掲載のコメント
2009シャトー・モンブスケ 93点
ジェラールとシャンタル・ペルスが造る，生き生きとしたモダンなサンテミリオン。2009年物は肉付きが良くジューシーで魅力的なワイン。収量は28hl/ha。70％メルローと残りはカベルネ・フランと少しカベルネ・ソーヴィニョンをブレンドしている。アルコール度数は14.2％。モンブスケの典型的なワイン。焼いた樽香，ヴァニラ，黒や赤いフルーツのノートが，焦げた木や炒ったエスプレッソ，チョコレートの香りと混ざり合う。グラスの縁をつたわる粘性があり，エキゾチックで滑らかな，印象的なフル・ボディーワイン。向こう15年は楽しめるだろう。
■ワイン・アドヴォケイト194号（2011年5月号）掲載のコメント
2008シャトー・モンブスケ 92点
このセクシーで素晴らしいワインは，2010年物と同じ力強さを備えている。2つのヴィンテージのアルコール度数の違いを考えると驚くべきことである。ソフトでまろやかで豪奢なこの2008年は，その華やかなブーケの中に，ホワイト・チョコレートやエスプレッソのロースト，クリスマスケーキ，ブラック・ベリー，サクランボなどのニュアンスを感じさせる。丸みがあり，ミディアムからフルボディの豊満な味わい。今から向こう10年は楽しむことができる。これはこのヴィンテージの掘り出し物だ。
■ワイン・アドヴォケイト188号（2010年4月号）掲載のコメント
2007シャトー・モンブスケ 90点
メルロー70%，カベルネ・フラン20%，カベルネ・ソーヴィニヨン10%のセクシーなブレンドの逞しい2007年物のモンブスケは，甘いキルシュは，ブラックフルーツ，香辛料の香りが混じり合ったトーストしたオークの風味を発散する。ミディアムからフルボディで，コクがあり，しなやかなテクスチャーを備えている。今後7〜8年以内味わうのには理想的。
■ワイン・アドヴォケイト181号（2009年2月号）掲載のコメント
2006シャトー・モンブスケ 92点
メルロー60%，カベルネ・フラン30%，カベルネ・ソーヴィニヨン10%のブレンド。2006年のモンブスケは濃いルビー/紫色で，エスプレッソ，湿った土，新樽，ブラック・チェリー，黒すぐりの甘い香りを発散する。ミディアムボディで抜群の純度と，驚くほどの強さを持つ。口当たりが実に良く，フィニッシュには甘いタンニンが感じられる。濾過されていないこのキュヴェは，12〜15年は美味しく飲めるだろう。
シャンタルとジェラール・ペルスは再びその努力を形にした。品質の高いワイン造りには適さないと見過ごされていた砂っぽい土壌から，並外れた努力とセラーでの作業を完璧に行うことで，モンブスケはボルドーの中で最も偉大なワインの1つとなっている。
