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ジャン＝クロード・ペルエ（左） 兄のオリヴィエ・ペルエ 弟のジャン＝フランソワと父ジャン＝クロード・ペルエ
シャトー・ラトゥール支配人の
フレデリック・アンジェラ（右）
Ｆａｉｌｌｅ Ｂｅｒｒｏｕｅｔ／ベルエ・ファミリー
ジャン＝クロード・ペルエにはオリヴィエとジャン＝フランソワの２人の息子がいる。
兄のオリヴィエは、オーストラリアやナパで研鑽を積み、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社での醸造経験もある。
現在は父の跡を継ぎシャトー・ペトリュス醸造長を勤めている。
オリヴィエ・ベルエの就任と同時に、ムエックス社はシャトー・ペトリュスの運営を、ムエックス社が所有する
ペトリュス以外のシャトーと分離して、ペトリュス専属のチームを結成。
オリヴィエ・ベルエがそのチームを率い、シャトー・ペトリュスの支配人兼醸造長として運営を行っている。
父のジャン＝クロードは一線を退いたものの、今も外部コンサルタントとしてペトリュスの運営に携わっている。
弟のジャン＝フランソワは父ジャン＝クロード・ペルエのサポートの下、シャトー・サミオンとイルレギーのエリ・ミナで
醸造長を勤めている。
ジャン＝クロード・ベルエは、２００４ヴィンテージからイルレギー赤の生産も開始。
イルレギーが発祥の地と言われるカベルネ・フランを手摘みし、籠に入れた状態で選果台へ運び厳格に選果。除梗し破砕。
直接タンクに入れて約２週間のキュヴェゾンを行う。
タンクでマロラクティック発酵をした後、１回使用したバリックで２０ヶ月熟成。
赤い砂岩質土壌の０．９haの区画からたった４樽のみ造られる、これぞ「南西のペトリュス！」と呼べる究極のミクロ・ガレージ・ワイン。
ラベルには、Je rêve d´un étééqui n´aurait
point d´automneという詩が書かれています。これは詩人であったジャン＝クロード・ベルエの父の作品です。
直訳すると「私は秋がこない夏を夢見ている」という意味ですが、これは、オプティミズムや太陽、永遠の人生などを表現するメタファーです。
夏の太陽が、葡萄の最良の友（良質な葡萄が出来るための味方）であることから、この誌をワインのラベルに記載したそうです。
リュット・レゾネ栽培、HVE（Haute Valeur Environnementale:環境価値重視）認証取得済。
２０１８ Irouleguy Rouge Domaine Herri Mina
イルレギー ルージュ ドメーヌ エリ ミナ ７５０ｍｌ
《赤》【フルボディ】
AOCイルレギー
葡萄品種：カベルネ・フラン１００％
コメント：優れたカベルネ フランに共通する粒子の細かな黒系果実の甘みが大変強く、余韻も長い。
ミネラルやクリスタルを思わせる透明感と、まるでボルドー右岸のワインのような上質なタンニンがある。
甘み、ミネラル、酸、柔らかく細かなタンニンとのバランスが非常に良く、旨味はあったも、単調さや重さは感じられない。
５，５００円（本体価格５，０００円）
２０１５年ヴィンテージコメント
濃厚なルビー色のローブ。山の果実、サクランボ、カカオ、森の下生えの香り。
凝縮した上品でクリーミーな味わいは繊細さと力強さと気品が感じられる。
長く美しい余韻。
２０１７年ヴィンテージコメント
２０１７年は素晴らしいヴィンテージ。
特に葡萄に歯ごたえが残る状態で収穫したことにより、果実の新鮮さが特徴の柔らかく肉付きの良い仕上がり。
ごめんなさい、只今品切れ中（２０２３年２月４日）です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。
バスク地方で幼少期を過ごしたジャン＝クロード・ベルエは、世界的に有名になっても生まれ故郷への思いを抱き続けていた。
その郷愁からイルレギーに１．９ヘクタールの畑を購入。１９９８年からごく僅かの白ワインを造っている。
HERRI MINAエリ・ミナとはバスク語でノスタルジーを意味する言葉。
ジャン＝クロード・ベルエは、「この名前を選んだのは、とても象徴的なことです。私はセンチメンタルな人間です。私のルーツを探るための最適の方法は、
この畑を購入することだと思ったからです。」と述べている。
ドメーヌ・エリ・ミナはST-JEAN PIED DE PORTサン＝ジャン・ピエ・ド・ポーの町に近いISPOUREイスプールのコミューンに位置する。
葡萄は、標高４００メートルの赤砂岩土壌に雛壇場（１畝が１段）に栽培される。
このため栽培から収穫にいたるまで、トラクターや機械は一切使われず、全て手作業で行われている。
リュット・レゾネ栽培、HVE（Haute Valeur Environnementale:環境価値重視）認証取得済。
２０１７ Irouleguy Blanc Domaine Herri Mina
イルレギー ブラン ドメーヌ エリ ミナ ７５０ｍｌ
《白》【辛口】
AOCイルレギー
葡萄品種：グロ・マンサン７０％、プティ・クルビュ１５％、プティ・マンサン１５％
コメント：レイネット種の林檎や白い果物、グレープ・フルーツなどを思わせる香り。
ワインは、しっかりとした酸の骨組みの中にストレートなミネラル感がある。
口中には粘性が感じられ、フィニッシュには、生き生きとして心地よい酸が残る。
高級なジュランソン・セックにとてもよく似た味わい。
バイヨンヌ産のハムやバスク風の付け合わせを添えた料理にとても良く調和するでしょう。
上品なバランスと果実のじわ畏怖会フレーヴァーを持った口当たり。
４，８４０円（本体価格４，４００円）
２０１６年ヴィンテージコメント
緑色に反射する澄んだローブ。
柑橘、エキゾチックフルーツ、エニシダの花と花粉のノート。
調和が取れたフレッシュでバランスの良い余韻が長く続く。
ごめんなさい、只今品切れ中（２０２２年９月２０日）です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。
