ワインショップ飛附屋トップフランスワイン・ブルゴーニュコート・ド・ニュイクリスチャン・クレルジュ

【Christian Clerget:クリスチャン クレルジュ】

クリスチャン クレルジュは、1963年生まれで、代々ワイン造りをしているクレルジュ家の5代目にあたります。ボーヌの葡萄栽培のリセ(高等中学校)で学び、20歳の時から実際にワイン造りを始めました。父は良質なエシェゾーの生産者として知られるジョルジュ クレルジュで、共に働きながら父のワイン造りについて学びました。現在は父や親戚から畑を借りてワイン造りをし(Fermage)、小作料を払って、ワインは全て手元に置いています。収穫は手摘みで行い、収穫時に選別します。もっともっとより多くの方々に知らしめたい生産者とそのワインですが、入手出来る量があまりに僅かなのが大変残念です。フランスを代表する35名のソムリエによるガイド「ギド デ ヴァン ソムリエ2003」に掲載されています。また、「ギイド アシェット」にもしばしば掲載されています。
(2004年版)


FA−207 1998 Chambolle−Musigny Premier Cru Les Charmes

シャンボール ミュジニー プルミエ クリュ レ シャルム 750ml
《赤》【フルボディ】生産者:クリスチャン クレルジュ
葡萄品種:ピノ・ノワール

シャンボール ミュジニには24のプルミエ クリュがありますが、その中の7つが他を上回るとされ、このシャルムもそのひとつです。所有する葡萄園はわづかに1ヘクタールです。熟成には50%新樽を使用しています。味わいは柔らかく、そのバランスの良さは喩えようがありません。

          10,500円(本体価格10,000円)

FA−207は、只今品切れ中です(2008年5月22日)。入荷まで今しばらくお待ちくださいませ。






FA−206 1997 Vougeot Premier Cru Les Petits Vougeot
ヴージョ プルミエ クリュ レ プティ ヴージョ 750ml
《赤》【フルボディ】生産者:クリスチャン クレルジュ
葡萄品種:ピノ・ノワール

葡萄園面積:0.5ヘクタール     
平均生産量:2500本        

あまりに有名なグラン クリュ、クロ ド ヴージョの北側に隣接する畑です。ヴージョのプルミエ クリュは生産量が少なく、シャンボール ミュジニと共通点があり、洗練された魅力があるといわれています。30%は新樽、残りは1〜2年樽で熟成させています。  

               7,350円(本体価格7,000円)

注)黒カビによるラベルの汚れが目立ちます。ワインは外観から健全です。

FA−206は、只今品切れ中(2011年12月23日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。





FA−205 1997 Vosne Romanée Les Violettes

ヴォーヌ ロマネ レ ヴィオレット 750ml
《赤》【フルボディ】生産者:クリスチャン クレルジュ
葡萄品種:ピノ・ノワール

クロ ド ヴージョの南に隣接する畑です。まろやかでタンニンも心地よく感じられます。

             6,300円(本体価格6,000円)


FA−205は、只今品切れ中(2011年11月6日)です。次回入荷まで今しばらくお待ち下さいませ。












(現在のドメーヌ・クリスチャン・クレルジェュの評価。)<インポーター資料より>
ニュイの2004ヴィンテージは間違いなく選果が決めてとなり、造り手の力量が顕著に表れた年だ。全ての病害が出そろったと言われる状況の中、健康な葡萄を確保するためにあらゆる努力を惜しまなかったものだけが2004年ものを成功に導くことが出来たのだ。jその一握りの成功した造り手の中で真っ先にあげられるのがドメーヌ・クレルジェだ・事実、「ブルゴーニュ・オージョルデュイ」誌が行ったブルゴーニュ2004年ものの水平ティスティングにおいては、クレルジェのキュヴァが、エシェゾーを筆頭にことごとく超一流ドメーヌに比肩する出来栄えと賞賛されたのである。しかも「この困難なヴィンテージでクリスチャン・クレルジェは、また一歩階段を登り、ついにコート・ド・ニュイ最上のエリート・ドメーヌに追いついた」との雄弁なるコメントを獲得。写真入りで大きく紹介され、あのクリストフ・ルーミエの友人として、そして新世代ドメーヌとして、ここ数年来積み重ねてきた尋常ならざる努力が見事に結実したのだ。かつて、マット・クレイマーは著書『ブルゴーニュワインがわかる』の中で、「クレルジェのワインは見劣りのする収穫年でもひときわ優れている。」と述べていた。この言葉は今も事実、否、もはやクレルジェのワインは常任では到達出来ない深遠なる味わいへと進化していると断言出来る。(以下略)
(2007年2月)